【ネタバレ注意】ランボー ラスト・ブラッドはシルベスター・スタローンの意気込みが感じられてよかったよ~
どうも、しがないサラリーマンのよしくんです。
今回はランボーの最新作ランボー ラスト・ブラッドについて書いていきます。
ラスト・ブラッドって言っているくらいだからもうこれが最後になるのでしょうか。
というか主演のシルベスター・スタローンは齢74なのにまだアクション映画やるんか...。
まじでとんでもねえ爺さんだぜ。
そんなシルベスター・スタローンの意気込みをこの目に焼き付けるために観てきましたので早速書いていきます。
ランボー ラスト・ブラッドってどんな映画?
それではランボー ラスト・ブラッドのあらすじを紹介します。
かつて、ベトナム戦争で戦士として死地を駆け抜けてきたジョン・ランボー。彼はベトナムから帰還しても尚、数多くの戦争に巻き込まれてきた。ベトナム戦争での悪夢は、戦争から何十年と経った今でも、彼を苦しめ続けた。アメリカに戻ったランボーは、なんとか傷を癒そうと古くからの友人であるマリア、そして彼女の孫娘であるガブリエラと穏やかな日々を過ごしていた。しかし、そんな穏やかな日々は突如として打ち砕かれることになる。なんと、ガブリエラが人身売買カルテルに拉致されてしまったのだ。彼女を取り戻すべく、ランボーは再び戦場へと立ち戻る。かつてベトナム戦争で身につけた全ての技を使って、自分の幸せを壊そうとした敵に襲いかかる。
いやあ、あのランボーに家族ができているなんて。
なんか、ターミネーターの最新作でシュワちゃんが家族を作っていたのと同じ展開ですが(笑)。
やはり人間、老いると孤独が耐えられなくなってしまうんですかね。
そんなランボーを演じるのは我らがシルベスター・スタローン。
代表作はロッキーシリーズとランボーシリーズ。
もう74歳のおじいさんなのに今作ではかなりハードなアクションを見せてくれます。
こんな爺さんおったらマジでやばいっしょ。
1982年から始まったランボーシリーズももう今年で40年近くになります。
最初に観たあの警官隊に包囲されながらもゲリラ戦で戦うランボーの姿は幼少期の僕の心を鷲掴みにしたのを今でも覚えています。
ロッキーしかりランボーしかり何作続けるねん(笑)。
と突っ込んでしまいたくなりますが。
自分が生まれてくる前からシルベスター・スタローンはランボーやってるなんて相当思いいれがあるんでしょうね。
そんなランボー ラスト・ブラッドに関して書いていきます。
今作はファンのための映画
今作をおすすめ出来るのは、往年のランボー映画を観てきた人です。
またはシルベスター・スタローンのファンの方かなあ。
そしておすすめ出来ないのはグロが苦手な人、シルベスター・スタローンなんて
興味ないねって人です。
そんな人はこの作品を観てもたぶん、いい気持ちはしないのではないでしょうか。
70歳のおじいちゃんとは思えないアクション
ランボーシリーズの5作目です。
というか4作目を作ったときすでに60歳いってました。
4作目も観たときもどんだけすごいアクションをするんだと驚愕したのを覚えています。
それから12年経ってまたやるって言うんですから、本当のこのおやじは化け物ですわ。
今作では、ランボーは大切な孫娘(血はつながってない)をメキシコのカルテルに攫われてしまいます。
一人単身で探しにいったランボーは何も準備せずに突っ込んでカルテルの連中にリンチにあってしまいます。
もうここだけ見ても本当に痛々しいです。
70歳のじいさんがリンチされるなんて誰が想像しますか。
それで息も絶え絶えになりながらもカルテルにリベンジを誓います。
その姿を観ているだけでなんか胸にぐっとくるものがあるんですよね。
そして70歳とは思えない動きでカルテルの連中をどんどんなぎ倒していきます。
まあアクション映画としてみると一見普通かなとおもってしまうんですが、これをシルベスター・スタローンがやっていると思うと何か違う感情が湧き上がってくるんですよね。
たぶん同じ映画はドウェイン・ジョンソンとかジェイソン・ステイサムとかでも簡単にできてしまうんですが、なんか違うんですよ。
結局、孫娘はカルテルの連中に薬付けにされて死んでしまいランボーはなぜ自分ではなく自分の周りの人が先に死んでいくのかと悲しみに暮れてしまいます。
ランボーはベトナム戦争で共に戦った戦友をすべて亡くし、上官も亡くしやっと手に入れた家族まで奪われてしまいます。
そこであのシルベスター・スタローンの哀愁に漂った顔がまた悲しさややるせなさを助長してくれます。
もともとシルベスター・スタローンってそんなに表情が豊かではないのでこういう何か闇を抱えていて無口な役がすごく合っていると個人的には思います。
まあこれはランボーシリーズにある程度思い入れのある人にしかわからない気持ちのような気がしますが。
とりあえず70歳とは思えない動きで敵をどんどん殺していく姿は圧巻の一言です。
ほんまにロッキーといいランボーといい体を酷使しすぎですわ。
カタルシスを感じられるところがいい
今作では前半はランボーの孫娘が攫われて死んでしまうまで、後半は怒り狂ったランボーがリベンジするというシンプルな構成になっています。
まあこの孫娘をさらったカルテルの連中ってのがこれまた外道の集まりでね、マジで観ていて嫌悪感しか感じないやつらなんですよね。
今どきこんな男尊女卑のクソ野郎なんて存在するんかって疑いたくなるようなやつらです。
そんな人間のクズみたいなやつらにもやもやさせられたいるところを愛する人を蹂躙されたランボーが反撃にでてどんどんなぎ倒していく様を観ていて非常にカタルシスを感じました。
後半で前半のもやもやを解消していくという感じです。
しかも倒し方は自分の家を改造して、カルテルの連中が攻めてくるのを待ち構えるというまさかのホームアローン戦法をとります。
しかもいちいち痛そうなトラップを自作して、敵を迎えうちます。
そしてグロい演出で敵を殺していくのもランボーシリーズお得意の描写です。
最後の敵なんて腕と足を弓矢で壁に串刺しにして動けないところをナイフを使って心臓をもぎ取るという荒業でフィニッシュしてしまいます。
正直、観終わった後はかなりすっきりしました。
まあグロいのが嫌いな人にとっては見ない方がいい映画ですが、前半のもやもやを解消できた僕にとっては普通に楽しめました。
とまあいろいろ書いてきましたが、今作は往年のファンのための作品であると僕は感じました。
たぶんランボーに思い入れがない人はそんなに見ても面白くないのではないかな?
ということでいろいろ書いてきましたが今回はここまで!!
ではでは!!