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【ドント・ブリーズネタバレありで】前作ほどの不気味さやホラー要素はないところが残念だったよ~(だたしスティーブン・ラングの筋骨隆々の身体には惚れた)

どうも、しがないサラリーマンのよしくんです。

今回はドント・ブリーズ2についてです。

ドント・ブリーズを観たときは、不気味な盲目の爺さんがめちゃくちゃ強くてしつこく主人公を追い詰めていく姿がターミネーターみたいでかなり印象に残っています。

なかなか衝撃的でした。

そんなドント・ブリーズにまさか続編が出るだなんて!!

続編出るほど人気だったのか・・・・。

でも前作はアイディア映画だったのに今作ではうまくいくのか?

そんなこんなで早速ドント・ブリーズ2を鑑賞してきましたので早速ネタバレありのレビューを書いていきます。

 

そもそもドント・ブリーズ2ってどんな映画?

ドント・ブリーズ2のあらすじを紹介します。

盲目の老人の家に盗みに入った若者たちが返り討ちに遭った惨劇から8年。老人(スティーヴン・ラング)はある少女の面倒を見ており、二人だけでひっそりと暮らしていた。ある日、家に謎の武装集団が押し入り、少女を連れ去ろうとする。危機が迫った彼女をめぐって、老人は自らの超人的な戦闘能力を駆使して敵と死闘を繰り広げる。

引用 シネマトゥデイ:映画の情報を毎日更新! (cinematoday.jp)

 

前作に引き続き盲目のスーパー爺さんを演じるのはスティーブン・ラングです。

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なんと御年69歳(2021年現在)。

69歳であれだけいい体してたらどんな鍛え方しているんでしょうね。

こんなダンディな人に抱かれたい・・・・。

この映画ではほかにもブレンダン・セクストン3世やマデリン・グレイスなどが出演していますがまあスティーブン・ラング演じる盲目のおじいちゃんに比べれば全然影が薄いです。

 

ということで早速ネタバレレビューを書いていきます。

 

前作と今作で盲目老人の立ち位置が大きく変わっててビビった

前作では、人から物を奪うことに対して何とも思わない若い3人を盲目の老人が恐怖のどん底に追いやる描写をスリリングに描いていました。

真っ暗な家で侵入者を容赦なく殺し、地下室に女性を監禁し自分の子供を妊娠させる鬼畜さを持ち合わせ外に逃げても執拗に追ってくる執念深さは本当に恐怖でした。

強盗に入った3人が猛獣の巣の中に迷い込んでしまって必死に逃げなければならなくなり、その猛獣が実はターミネーターだったというぐらいの絶望を与えてくれます。

また映画の話が進めば進むほど、どんどん新しい事実が出てきて盲目の老人の異常さがどんどん際立ってくる演出もよかったです。本当によくもまあこんなこと思いつくなあと感心しました。

そんな前作を踏まえての今作なんですが前作の路線から方向性をできる限り変更して、盲目の老人を活躍させようとしています。

今作では盲目の老人が家が火事になり両親と離れ離れになったしまった少女と一緒に暮らしているところから物語は始まります。

今作の大まかなな流れとしては一緒に暮らしていた少女を謎の集団が誘拐したので盲目の老人が少女を救い出すために立ち上がる、という感じです。

この設定からも今作は前作を物語の方向性から大きく盲目の老人の立ち位置を変えてきています。

前作の異常でターミネーター張りの執念深さを持った盲目老人から、今作では大事な少女を助けるために立ち上がる正義のヒーローです。

しかも盲目だけどもほかの五感の機能を活かしてどんどん敵をなぎ倒していきます。

まあ話の内容としてはありがちなのですが、なんか無理に前作の方向性から盲目の老人の立ち位置を変えた感がぬぐえませんでした。あえて言うなら新鮮味を出すために無理に立ち位置を変えたようにしか見えなかったんですよね。

 

悪い奴らを殺していくのは爽快だったが果たしてドント・ブリーズ2でやるべきことだったのか

今回盲目老人がターゲットにしている武装集団は基本的に人間のクズ野郎ばかりなので、そいつらをどんどん殺していくのを観るのはカタルシスを感じました。

まあ殺し方も、目が見えないなりにいろいろ工夫していたのはなかなかの見どころでした。

盲目老人が自分の異常性に気が付いて自分の人生の贖罪として少女を育てたり、自分を犠牲にしてでも少女を助けようとします。

そういう観点でいえば盲目老人の罪に一つの区切りをつけた作品になっています。

それはそれでいいんですが前作で味わったあの絶望感や、ドキドキ感は全く今作では感じられませんでした。

前作で老人の家に侵入したはいいけど、殺されないように息をひそめて何とか逃げようとするけど、外に出られたと思ってもしつこく老人が追ってきてまた家の中に引きづり込まれるところとかは本当に絶望しかありませんでした。

どうやってこんなおっかない老人から逃げるんだ?って。

ところが、今回はその老人がヒーローになって(正確には勧善懲悪なヒーローではないですが)どんどん敵を倒していくってなんか安心して観れちゃってドント・ブリーズという映画に求めているものとは違う気がしました。

あえて続編を作ってまでやることなのかなあと思ってのが正直なところです。

 

なんか元軍人役の人多くない?

元軍人の鬼畜老人と戦わせるには元軍人じゃないと張り合いがないと考えたのか知らないですが元軍人が多すぎです。

まあそんなに本編には関係ないですが・・・。

しかしスティーブン・ラングの肉体には濡れました。

あれで69歳とは。

スティーブン・ラング本人は鬼畜老人とは違ってすごくいいひとっぽいです。

 
 
 
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ということでいろいろ書いてきましたがまあそこまで見た方がいいとは言えない映画でしたね。

今回はここまで。

ではでは!!!