【ネタバレありで】名探偵コナン 紺青の拳を30歳のおっさんサラリーマンが一人で観た結果を淡々と書いていくよ~
どうも、しがないサラリーマンのよしくんです。
今回は最早ゴールデンウィーク恒例となった映画名探偵コナン。
今作は、怪盗キッドと京極真という映画では初めての組み合わせ。
しかも舞台はシンガポール。
前作ゼロの執行人では空前の大ヒットを飛ばした今シリーズですが、今作はそこまでヒット出来るんでしょうか?
キッドや京極真が安室さんほどコアなファンを持っているのか?キッドを100億の男にしたいファンは、果たしていくらいるのか?
にしても最近のコナン映画はマジで人気ですね。
ヤバいですよね、この上がり方。
ということで30歳のおっさんが早速観てきましたので書いていきます。
名探偵コナン 紺青の拳ってどんな映画?
今回の映画のあらすじを載せておきます。
19世紀末に海賊船と共にシンガポール近海に沈んだとされる、世界最大のブルーサファイア“紺青の拳”。現地の富豪が回収を目論み、表舞台にその姿を現した時、マリーナベイ・サンズにて殺人事件が発生。現場には、怪盗キッドの血塗られた予告状が残されていた―。一方、シンガポールで開催される空手トーナメントを観戦する為、蘭と園子は現地を訪れていた。パスポートを持っていないので海外渡航できないコナンは留守番のはずだったが、彼を利用しようとするキッドの奇術的な方法により、強制的にシンガポールへ連れてこられてしまう。キッドに従わなければ日本に帰ることすらできないコナンは、メガネ、腕時計、服などすべて奪われ変装することに。その正体に気付いていない蘭に名前を聞かれ、とっさにアーサー・ヒライ(!?)と名乗る。やがて、キッドはある邸宅の地下金庫にブルーサファイアが眠っているという情報を得る。いとも簡単に侵入成功したと思われたが、危険すぎる罠がキッドを待っていた。立ちはだかったのは、400戦無敗の最強の空手家・京極真。キッドの命運は…!? そして、不吉な何かを予兆するかのようにシンガポールの象徴・マーライオンから真紅に染まった水が放出される!
今作の一番の見どころはなんといっても、コナン映画の第23作目にして怪盗キッドと京極真とのバトルが実現したところです。
てかこの二人原作で普通に戦っていたんですね。
ただ正直僕の中では京極真ってそんなにメインキャラクターのイメージがないので、なんか昇格したなった感じています。
てか今作ではシリーズで初めて女性が監督をされているそうです。
永岡智佳さんという方で第21作品目のから紅の恋歌で助監督をされていた人みたいです。
監督が変わったことで作風が大きく変わるのか、面白くなるのか?それとも全く面白くなくなるのか?
ということで観てきた感想を書いていきます。
基本的には園子と真のラブストーリー
土曜日の朝一の劇場で観て来たんですが、結構人がおる。
しかも結構いろんな年齢層の人がいたんで、すごく国民的なアニメになったんだなあと観る前から感慨深くなってしまいましたね。
ただ映画の内容として初めてと終わりで何が変化したかと考えたら、園子と真がより仲良くなったことが一番に挙げられます。
ということはこの映画は二人の仲を進めるために作られたといっても過言ではない、ということになってしまうんですよね。なんか本編では新一と蘭がくっついてしまったから他のキャラ達も恋愛関係と進展されとこか、みたいな。
いや~、そう思うとなんかスケール感がないんですよね。
あれっ?
そう思っちゃうのって僕だけですかね。から紅の恋文もそうだったんですが、なんかサブキャラの恋愛事情を進展させるだけの展開だと、う~んってなってしまうんですよね。
というのも、最近だと異次元の狙撃手とか漆黒の悪夢やゼロの執行人なんかは何かと本筋にかかわってくる話が入ってきてわくわくしたんですよね。
特に最近は、グリーンブックやスパイダーマン・スパイダーバース、the guiltyといった結構中身が詰まりまくった映画を多く観ていたので、特に今作は物足りさなを感じてしまいましたね。
京極真が強すぎてなんか違う映画を観ているようだ
今回のメインキャラクターである京極真。
彼は空手の達人で今作でも、途中まで無類の強さで敵をバッタバッタ倒していました。コナンのキック力増強シューズから放たれるボールを正拳突きで止めたりもしてましたね。最早なんでもありです。
ところが強すぎるがゆえに犯罪心理学に精通する殺人犯から、心理的に追い詰められて力を封じられてしまいます。
そして精神的に力を封じ込めるために、ミサンガを腕につけられこれが解けるまで拳を振るってはいけないと洗脳されてしまいます。
それを付けてからは、見事の人を殴れなくなりピンチを招くことになります。
しかし、最終的に怪盗キッドのトランプ銃でミサンガを切断することに成功します。
そっからの京極真といったら、
強すぎいいいい!!!(笑)
いやいやいや、そんなすごい描き方しなくても...。
というか、なんなの、そのオーラ!!
スーパーサイヤ人ですか?
原作者の青山先生も出る漫画間違えたんじゃないかなって言うぐらいですしね。まあでもここまで極端に表現してもらった方が、観る側としても分かりやすいですしネタとして受け入れることが出来るので僕としては結構好きでした。
というかいろいろなところで言われていますが、近年のコナン映画のアクションシーンはどんどん人間離れしている傾向があるので、
ああ、今年も来たか
というのが個人的な感想です。
でも赤いオーラを出すとは(笑)
表現方法は思った以上にぶっ飛んでましたね。
ミステリーの描き方は相変わらず雑(めっちゃネタバレするから気を付けて)
いや~、いつものことだけどコナンのミステリー要素って相変わらず雑なんですよね~(笑)。
今回も殺人の犯人は、シンガポールの実業家であるレオンさんって人なんですけど殺人現場にキッドの脅迫状を置いて、キッドを殺人犯に仕立てようとしたのはレオンさんに犯罪心理学を教わったリシさんって人です。
ただこのリシさんがなんでそんなことをしたのかったいう理由の部分がイマイチ説得力に欠けるんですよね。
まあ簡単に言うと、昔父親をレオンさんに殺されたからその復讐のためにキッドを事件に巻き込んだってらしいです。
いやいやいや、なんでそんなまどろっこしいことするねん!!
普通にレオンさんを殺せよ!!
そんでキッドも、なんか殺人犯に仕立て上げられそうになったし俺だけでは手に負えなさそうだからってだけでコナンをシンガポールまで連れていこうって…。
しかもコナンはパスポートがないからって密輸するし…。
どんな発想やねん!!!(笑)
てかなんでシンガポールなの?
なんか意味あるんか?って考えてたんですが絶対マリーナベイサンズを壊したいだけですよ。それと海賊を出すためってのもあるかもしれませんね。
えっ?マリーナベイサンズ壊れるのかって?
そうです、壊されます。
レオンと手を組んでいた海賊が持っていたロケットランチャーで壊されます。
そういうところに目をつむって鑑賞するのがコナン映画。やっぱり30のおっさんが観るといろいろツッコミたくなっちゃんですよね。
そして変に犯行の動機を分かりにくくしているから子供とかが観ても、理解しにくいんちゃうかなと思います。その対策としてアクションを派手にしているのかもしれないですけど。
ただしキザな台詞は相変わらず多く、ファンは楽しめる作りになっていましたね。
俺もキザな台詞でもっとキュンキュン出来たら映画を楽しめるのかなあ。
次回作は赤井秀一がメインキャラクターみたいです
毎度恒例エンドクレジット後の次回作のお知らせでは赤井秀一の声が聞こえてきたので彼がメインキャラクターになると予想されます。
しかもエッフェル塔が見えたのでパリが舞台になりそう。
てかまた海外か。
コナンじゃ出国できないじゃん!!
でもなんだかんだいって来年のコナンも楽しみです。
ということで今回はここまで!!!
ではでは!!