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【ネタバレありで】ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語 は場面がころころ変わりすぎてストーリーが頭に入ってこなかったよ~

どうも、しがないサラリーマンのよしくんです。

久しぶりに映画にかんする投稿です。

 

コロナ明け一発目はストーリー・オブ・マイライフ/私の若草物語です。

TOHOシネマズで観たんですが、劇場に入るときに体温チェックをされました。

うん、コロナ対策もバッチリ。

てことで早速、感想とネタバレを書いていきます。

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あらすじ

気になるあらすじは下記になります。

世界で通用する作家を目指す四姉妹の次女・ジョーは、活発で男勝りな女の子。ある時、隣のローレンス家の一人息子・セオドアと出会って惹かれ合うものの、彼と結婚して家庭に入ることには違和感を覚える。

作家を目指す自分と、セオドアに惹かれる自分。結婚することだけが女性の幸せなのだろうか?疑問を抱え、また周りからの自分の結婚に対する期待に晒され、考え、悩んでゆくジョー。セオドアからも求婚されたのに、結婚をすれば終わりだと夢のために拒否。

孤独を感じながら前に進むジョー。自分らしく生きるということは、一体どういう道を選ぶことなのだろうか。自分はどの道を生きたいのだろうか。少女の悩める人生を追う物語。

引用 

映画『ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語』のあらすじ・感想・評判・口コミ(ネタバレなし) | MIHOシネマ

 

有名な若草物語という本をもとに映画化した本作。

この若草物語の映画はすでに何作か作られています。

一番古い作品で1933年になります。

めちゃくちゃ古い!!

そのつぎが1949年のリメイク。

こんなに短期間にリメイクされるなんてそんなに人気だったんですかね。

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若草物語(1949年公開)

 

そしてこれだけに飽き足らず1970年や1994年にも映画化されています。

どんだけ作られとんねん。

こんだけ人気な若草物語の現代版になる本作ですが、これまで作製されてきた若草物語とは少し焦点を当てている部分が違うみたいです。

 

キャストは若手で期待される俳優ばかり

まず主人公のジョー・マーチを演じるのはシアーシャ・ローナン。

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アイルランド出身の女優で本作でアカデミー賞にもノミネートされている実力派の若手女優です。

といっても僕もこの作品で初めて知りましたが。

そして主人公の姉メグ・マーチをハリーポッターシリーズのエマ・ワトソンが演じています。

他のハリーポッターに出ていた子役に比べてエマ・ワトソンはかなり成功している感じがしますね。

なんとかハーマイオニーのイメージから脱却できたみたいです。

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そして末っ子のエイミー役を演じているのはローレンス・ピューです。

この方も知らなかったのですがこの作品でアカデミー賞助演女優賞にノミネートされています。

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他にもメリル・ストリープなど名俳優が脇を固めています。

 

まあ前置きは長くなりましたが感想について書いていきます。

 

現在と過去の変化のカットが唐突すぎ

観終わった後の一番の感想はめちゃくちゃ疲れたです。

本作はある4姉妹の現在と過去を同時並行で描きながら物語が展開していきます。

主人公のジョーが他の3姉妹と一緒に住んでいた少女時代とNYに一人で働きに出ている現代の二つの軸で物語が進んでいきます。

この二つの軸が何の脈略もなくころころ変わるんですよ。

まあ過去になると少し映像のトーンが変わるのでこれは過去だなというのは分かるのですが、いきなりしかも話の前後関係の説明が何もないままコロッと変わるので置いてきぼりになります。

過去になったらなんでか分からんけど姉妹で喧嘩してて、んん?どういう状況かな?

みたいなのが結構あります。

あと過去と現在で基本的には同じ俳優が同じ役を演じているのですが男性役の人たちの顔の区別がすごくつきにくくて誰が誰だっけ?と混乱してしまいました。

後半になってやっと区別がついてきたのですがそれまでは本当に分かりにくかったです。

正直、編集がイマイチと言わざるを得ないというのが感想です。

 途中までは観ているのが苦痛でした(笑)。

 

俳優たちの演技はレベルが高かった

ストーリーの演出的なものはイマイチでしたけど俳優たちの演技はすごくよかったです。

特に主演のシアーシャ・ローナンには驚かされました。

表情だけでこんなに感情を表現できるんだなと感心したぐらいです。

主人公のジョーは小説家を目指しているのですが、当時の社会は女性で仕事をしている人はまだまだ少なくてお金持ちと結婚するのが幸せという考え方が一般的です。

そんな中で自分は結婚したくない、自分で小説家としてお金を稼いでいきたいと思いながらもそういうマイノリティな自分の考え方に苦悩している姿がありありと描かれ、主人公への感情移入が半端なかったです。

最終的に主人公が書いた自伝(若草物語)が製本されて、本人がそれを手に取ったときはなんか理由は分からないですが感極まって泣いてしまいました。

そのぐらいキャスティングはよかったと思います。

 

ストーリー的にはハリウッドが好きそうな内容

この若草物語って先にも書きましたが主人公の人生観がその時代ではマイノリティであるがゆえに、その価値観で本当にいいのか悩みながら成長していくって話なんですよね。

そういうストーリーだからハリウッドで何回も映画化されているんだと思います。

ハリウッドそういうマイノリティの価値観を大事にするという考え方が大好きですからね。

もちろんマイノリティの価値観は大事ですし、何も否定することはないですがお話的には普通なんですよね。

もうこういう話ってやられつくされてますよね、って感じでなんとなく展開の想像ができてしまうんですよね。

同じマイノリティの話ならシェイプ・オブ・ウォーターの方が設定的に新鮮だったります。

 僕ならシェイプ・オブ・ウォーターをおすすめします。

www.yoshikunnoblog.com

 

 ということでいろいろ書いてきましたが、正直そんなにおすすめはしないです。

まあでもエマ・ワトソンが好きとかなら観てもいいと思いますが。

 

ということで今回はここまで!!

ではでは!!