一度きりの人生を楽しむには?

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【ネタバレありだよ】非モテ男子から観たらアニメ 君の膵臓を食べたい、は感動のバーゲンセールでセカチューを思い出さずにはいられなかったよ~

どうも、しがないサラリーマンのよしくんです。

今回は君の膵臓を食べたい、についてです。

正直君の膵臓を食べたい、は原作も実写映画も全く見たことがありませんでした。

その程度の認識しかなかったのですが、アニメの劇場版をやるとのことで、ちょっくら見に行ってきました。

 

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序盤から泣かせる気満々でビックリ仰天

 どんな話か知らない人もいるでしょうし、気になるあらすじは以下、

他人に興味をもたず、いつもひとりで本を読んでいる高校生の「僕」。そんな「僕」はある日、偶然『共病文庫』と記された一冊の文庫本を拾う。それは、天真爛漫なクラスの人気者・山内桜良が密かに綴っていた日記帳だった。そこには、彼女が膵臓の病気で、余命いくばくもないことが記されていて……。病気を隠して日常を過ごす桜良と、その秘密を知った「僕」。――二人の距離には、まだ名前がない。

引用 君の膵臓をたべたい : 作品情報 - アニメハック

 

美人で人気者のクラスメート、病気、地味な主人公...

 

もうね、あたしゃ驚いちゃったよ。

この設定だけでこの映画は泣かせる気満々ってオーラがプンプンするぞってね。

 

そして予想するわけですよ。

主人公がきっと彼女の死を通じて、成長していく物語なんだろうなあ、とかね。

 

ばっちりその通りになってしまいましたね...。

もうど真ん中ストレートって感じの映画でしたね。

まあそれしか描きようがないんですが。

原作者の佐野よるさんは、小説投稿サイト「小説家になろう」に本作を投稿したところプロの目に留まり、出版、実写映画化といろいろなメディア展開されるというまさにサクセスストーリーを歩んでおります。

 

 

こういう人もおるんやなあ...(遠い目)

 

どんな人におすすめか

どんな人におすすめかというと、

 

最近感動してないなあ、とか会社で消耗しているサラリーマン

 

久しぶりに青春時代を思い出したい大人

 

なんかに是非見ていほしい作品になっていますね。

逆にストーリーとか設定が王道すぎて、こういう系の映画見飽きたという人にはお勧めできません。

 

非モテ男子から観たらマジでこの展開あり得ないんですけど~

いやね、僕もひねくれた見方をしたいわけではないんですよ。

 

でもね、でもね。

全然モテなかった僕としてはね、マジこの展開あり得ないでしょって思ってしまうわけですよ。

自分でも友達いないし、ほかの人に興味ないし、とか言っちゃってる主人公がクラスで人気者の可愛いヒロインにたまたま病院で会って、たまたまその娘の共病文庫を読んで知り合いになる。そして実はヒロインの方は主人公に前から興味があっただと~~~!!!!

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引用 

君の膵臓をたべたい(キミスイ)|アニメ声優・映画最新情報一覧 | アニメイトタイムズ

 

許せん!!!けしからん!!!

 

って思ってしまうわけですよ。

全く。

絶対こんな展開ないからな!!!とか思いながら観てしまう。

でもこれって完全嫉妬なんで、こういう展開にどっか憧れているんですよね。

という意味ではそういう憧れを妄想としてこの映画で疑似体験できるってことなんで全国の非モテ男子にもお勧めっすわ。

 

どうしても世界の中心で愛を叫ぶと被ってしまう

美人、病気、高校生ってもう世界の中心で愛を叫ぶじゃん!!!

2001年の邦画№1ヒットの。

ただセカチューは尺が長くてこのシーンいる?って思わされることが多かった気がします。

あんまり覚えてないけどね!!!

ただ今作は2時間に収めていてすごくまとまった映画だった印象です。

そして今作とセカチューとの一番の違いはヒロインが死んでしまう過程だと思います。

セカチューでは病気でヒロインがどんどん弱っていってもう死んじゃうな、っていうのがすごく予想出来てしまいます。

たいして今作ではヒロインの死は突然、しかも病気ではない形で訪れます。

 

えっ?こんな形で?

あんなに病気にフォーカス当ててたのに、しかもまだ死期が迫っている様子じゃなかったのに、そんな理不尽に死なせるの?って。

そこらへんが全く予備知識を持たずに映画を鑑賞した僕からすると意外でした。そしてその理不尽さが更に悲しみを助長させてくれます。

 

もう一つセカチューと今作で異なるのが、主人公とヒロインの愛情表現の仕方です。

今作では「愛してる」とか「好きだよ」とか言わないんですね。

その代わりが「君の膵臓を食べたい」ですからね。笑

そういうところがそこら辺のスウィーツ映画とは違うところなんですよね。

設定こそはあり得ないですが、最初から最後まで全くべたべたしてないですし。

そこがすっきりこの映画を観ることが出来た、理由かなと。

 

いろいろ書いてきましたが結局は恋愛映画ではなく、主人公の成長物語

なんかいろいろ書いてきましたが、この映画で一番描きたかったのは主人公の成長なんですよね。

最初は他人に興味がないし、友達もいないって豪語していた主人公がヒロインとの交流や死を通して、他人と認め他人と交流するしようとする勇気を得るまでの物語なんです。

そこがすごく協調されています。

そういう意味では、主人公とヒロインは恋愛映画でありがちな好き好きちゅちゅって関係ではなく、お互いを高めあえるパートナーとして描かれています。

とはいっても切ないんで恋愛映画という視点からでも十分楽しめるんですがね。笑

 

ということで今回はここまで!!!

 

ではでは!!