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ネタバレするけどスパイダーマン:スパイダーバースは面白すぎてやばかったよ~

どうも、窓際サラリーマンのよしくんです。

 今回はスパイダーマン・スパイダーバース。

巷ではめちゃくちゃ評価の高い今作。

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スパイダーマンが何人も出てくるだって!!!

そんなことありえるの?

そうです、あり得ます!!

ということで早速書いていきますわ。

 

 

スパイダーマン:スパイダーバースってどんな映画?

 あらすじは下記になります。

スパイダーマンこと、ピーター・パーカーの突然の訃報により、ニューヨーク市民の多くは絶望的な悲しみにくれます。

13歳のマイルス・モラレスも、そのなかの1人でした。

彼は名門私立校に通う中学生ですが、実はマイルスもスパイダーマンでした。しかし、その力を未だに上手くコントロール出来ずにひとり孤独でした。

そんなマイルスこそがピーターの後を継ぐ、“新生スパイダーマン”だったのです…。

ピーターことスパイダーマンの死は、闇社会に君臨するキングピンが、ある個人的な理由から時空を歪めたことでもたらされました。

若いマイルスには、キングピンの更なる野望を阻止できるほどのパワーはまだありませんでした。

絶命する前のピーターと約束を誓ったマイルスですが、彼はただ不安だらけでした。

ニューヨーク市民の花に囲まれた亡きピーターの墓に向かったマイルス。

突然、そこに現れたのは、なんと死んだはずのピーターでした。ただ、そこし様子が違っていました。

そのピーターは、無精ヒゲに下っ腹の出た頼りない中年男性。おまけに何ともいい加減な性格の持ち主でした。

そんな彼は、キングピンに歪めた時空に吸い込まれ、全く別の次元のユニバースからマイルスの住む世界にやって来たピーターであり、スパイダーマンだったのです。

しかし、マイルスは“真のスパイダーマン”になるため、そのピーターを師として共に戦う決意をします。

すると、2人のもとに、別のユニバースから導かれたさらなるスパイダーマンたちが現れます。

スパイダー・グウェン、スパイダーマン・ノワール、スパイダーマン・ハム。そしてペニー・パーカーと彼女が操るパワードスーツ SP//dr。

キングピンの計画を阻止し、全てを元に戻す戦いのため、スパイダーマンたちが共に立ち上がろうとした矢先、マイルスの最も信頼していた大切な人が…。

引用 

『スパイダーマン:スパイダーバース』感想と評価解説。スタン・リーへ僕らは目の前いる困った人を見かけたら助けるよ⁉︎

 そうなんですよ。

先ほども話しましたが今回は、スパイダーマンが何人も出てきて活躍する映画になっています。

なんでいっぱいスパイダーマンが何人も出てくるんだって?

あらすじにも書きましたが、今回はパラレルワールドが物語のキーポイントになります。

 総勢6人のスパイダーマンが活躍します。

まずは主人公マイルス。

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そう、黒スーツを着たスパイダーマンがマイルスです。

劇中の序盤では全く自分に自信がなく、スパイダーマンの能力も制御できないです。

そんな彼がどう成長していくのか?

それが今作の見どころですね。

お次はピーター・パーカー。

こっちのピーターは別次元から飛んできた中年のおっさんです。

若干メタボで無精ひげなのがかわいらしい。

今回はマイルスの師匠役として、活躍してくれます。

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三人目はヒロインのスパイダーグウェンです。

グウェンといえばエマ・ストーンが演じていたぐグウェン・ステイシーですがその彼女が今回スパイダーウーマンになってしまうというから驚きです。

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なかなかファンキーな髪形してますね。

個人的にはMJよりもグウェンの方が断然好みです。

 

そしてこっからが僕が全く知らなかったキャラクターです。

まずはペニー・パーカー。

なんとロボットに乗っているJK風の女の子。

スパイダーマンもついにJKビジネス進出ですか!!(笑)

なんかこの子は、直接蜘蛛には噛まれていないみたいです。

亡き父が作製したスパイダーロボットと一緒に悪と戦っています。

そんでこのロボットの中に蜘蛛を飼っています。かなり日本を意識して作ってるんじゃないですかね、と勘繰ってしまうとなんか自分年取ったなって思います。

ていうか、女の子だからスパイダーマンじゃないじゃん。

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そしてお次は、スパイダーマンノワールです。なんか白黒のスパイダーマンです。

 1933年の世界からやってきたという設定です。

だから白黒なんですね。

正直あんまりしゃべってなかったので印象は薄いです。

ただし風貌は一番クールですがね。

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 そして最後が、スパイダー・ハム。なんかこいつだけ、雰囲気が全然違います。

なんとこいつはもともと蜘蛛だったのにメイ・ポーカーという豚に噛みつかれて、こんな姿になってしまったという変わりだねです。

そしてどこからともなくハンマーを出してきて、それを使って敵と戦います。

スパイダーマンたちの中ではどっちかっていうとギャグ調のムードメーカー的な役割を担っています。

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そして最後に今作の悪役キングピン。

ニューヨークの裏社会を操る犯罪会のナポレオンみたいなやつです。

普通の人間なのになんかめっちゃでかいです。

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ということで早速中身について書いていきます。

 

主軸はマイルスの成長を描いていて分かりやすく感情移入しやすかった

今作はマイルスの成長を軸に描かれています。

彼は、現実生活に全く満足してなく親に反抗し、すこしワルなおじさんのことを非常に慕っています。そんな彼がいきなり蜘蛛に噛まれてしまい大いなる力を手に入れます。

そして、スパイダーマンとして活躍しなければいけなくなるのですが、なかなか力を自由にコントロールできない。

そんな彼が自分が尊敬しているおじさんの死や父親との確執を乗り越え、スパイダーマンとして自身の力を用いて巨大な悪に立ち向かいます。そして最後はお決まりの自己犠牲精神満載で他のスパイダーマンたちをもとの世界に戻そうとします。

 王道といっては王道のストーリーなんですが、非常に話運びのテンポが良くス―っと内容が入ってきたんですよね。

やっぱり若者が成長する姿はいいもんですな~、と30のおっさんは思ってしまうんですよね。

そしてマイルスの師匠役で登場したピーター・パーカー(メタボ)がまたいい感じの雰囲気を出してくれているんですよね。今回の悪役であるキングピンのせいでパラレルワールドから突然飛ばられてきた中年ピーターなんですが、最初マイルスと会うとマイルスからスパイダーマンの力の使い方を教えてくれと頼まれるんですよね。

でもジャンクフードを食べながら、めんどくさいとか言っちゃうんですよ(笑)。またもともとの世界では、ヒーロー業に専念しすぎて奥さんに逃げられてシャワーを浴びながら一人で泣いていたりと、なんか観ていると他人事ではない気がしてきてヤバかったですね。

それがマイルスと一緒に過ごしていくことで、映画の最後の方ではしっかり師匠しているんですよね。そこら辺の心境の変化を楽しめるのもこの映画のいいところですね。

マイルスよりもピーターの方に感情移入してしまうなんて自分もすっかりおっさんなんだなあと思わずにはいられません。

なんかベストキッドという映画で空手を教わる少年だけでなく、師匠のジャッキー・チェンも成長していたのを思い出しました。

 

もう少し個々のキャラクターを描いてもよかったかも

まあ2時間しか尺がないんで仕方がないっちゃ仕方がないんですが、マイルスの物語に焦点が当たりすぎて、あんまり他のスパイダーマンのことがよく分からなかったんですよね。

特にペニー・パーカーとかスパイダー・ハムとかノワールとかマジで濃くて面白そうなキャラが勢ぞろいだったのにあんまり深堀されてなかったんですよね。

なんでペニー・パーカーがロボットに乗っているかとかノワールはなんで白黒なんだとか、スパイダー・ハムはなんで手が濡れているのか?

とかいろいろ疑問が湧き上がってくるんですが、ちっとも説明がないんですよね。

正直マイルスの成長物語のお飾り感が半端なかったです。

ペニー・パーカーとかめっちゃ訳あり感が出てるのに、なんも説明がないんですよね。

 

というかマイルスとかいうタダの悩める少年よりも、ペニー・パーカーやスパイダー・ハムの方がよっぽど面白いストーリーをもってたんちゃうかな。

 

アニメ特有の表現が豊かで新しい物好きにはいいと思うよ~

これまでスパイダーマンはかなりの数の映画が作られています。

トビー・マグワイアの三部作やアンドリュー・ガーフィールドがピーターを演じたアメイジング版。そしてMCUでアイアンマンたちと同じ世界観を共有しているトム・ホランド版。

もう何作作るねんって話ですよ。

からのスパイダーバース。しかもアニメ。

結構懐疑的な感情を持って映画館に行ったんですが、結果的には満足な出来てした。

その理由がストーリーにすんなり入り込むことが出来たことと、アニメ特有の表現が面白かったからです。

例えば、スパイダーマン同氏が近くにいるときに感じることが出来る特殊なテレパシーを漫画風に表現したり、それぞれのスパイダーマンを紹介するときにペラペラ漫画で説明したりと表現が豊かなんですよ。

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だからね、全然映画を観ていて飽きないんですよね。

これでもかっていうほど、製作者側が面白いんじゃないかっと思う表現方法を詰め込んでいるだろうなという意図がすごく伝わってきます。

やるじゃん!!

 

 

ということでいろいろ書いてきましたが、全体的には非常によくできている作品なのであんまりスパイダーマンを知らない人でも楽しめます。

 

今回はここまで!!!

ではでは!!