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【ネタバレありで】アントマン&ワスプはアベンジャーズからストーリーが独立してて初見の人でも十分たのしめる映画だったよ~

 どうも、しがないサラリーマンのよしくんです。

今回はアントマン&ワスプ。

MCU第20作品目。

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前作アベンジャーズ・インフィニティウォーの衝撃からまだそんなに経っていないのですが、果たしてどんな作品になっているのか?

ということで今最もあつい映画シリーズの最新作について今回は書いていきます。

 

 

アントマン&ワスプってどんな映画?

 あらすじはざっとこんな感じ。

バツイチ、無職、前科持ちで、離れて暮らす愛娘だけが生きがいのスコット。脅威の"スーツ“を手に入れたことで、身長 1.5cm の最強ヒーロー<アントマン>になったものの、ある大事件をきっかけに FBI の監視下に置かれることに…。 そんな頼りない彼を支えるのが、アントマンの開発者ピム博士の娘、ホープ。彼女もまた父の開発した"スーツ”と脅威の身体能力で、完璧ヒロイン<ワスプ>に!まったく正反対のふたりの前に、すべてをすり抜ける神出鬼没の謎の美女<ゴースト>が現れ、アントマン誕生の鍵を握る研究所が狙われる――。敵の手に渡れば、世界のサイズが自在に操られてしまう!? ありとあらゆるものをすり抜けられる能力を持つ強敵から、アントマンたちは世界のサイズを操る”秘密“を守りきれるのか? いま、人もモノもすべてが大小変幻自在の「アリ」えないバトルが勃発する!

引用 アントマン&ワスプ - 映画情報・レビュー・評価・あらすじ | Filmarks

 科学技術で大きさを変幻自在に変えられるヒーローが繰り広げるアクション映画の第2弾です。

まあ主人公のスコットが典型的なダメ男で、こいつのパートナーの切れ者ヒロインホープが彼を支えながら敵を倒すっていうテンプレ感満載のストーリーです。

 

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ただそんなテンプレ感満載のストーリーでも、しっかり独創性を出してくるのが天下のマーベル・スタジオ。

世界観の作り込みがしっかりなされていました。

 

これまでのシリーズを観たことがない人でも楽しめるようにしっかり作り込まれてた

 僕はマーベル作品はすべて観ています。

もちろん前作のアントマンも観たのですが、すごく地味な印象で正直あんまり覚えていませんでした。笑

 そんな状態で観た今作ですが正直、前知識は全くいりませんでした。

というか自分よりも一緒に行っていた、アベンジャーズはおろか他のマーベル作品すら見たことのない友達の方が笑ってたぐらいです。

そのぐらいとっつきやすいんですよね、この映画。

 なんでかというと、とにかくストーリーのスケールが小さい!アントマンだけに!!

まあ映画としては、特段特別なことではないですが他のマーベル作品と比べると全くスケールが小さい。

他のマーベル映画って、やれ地球の平和だ、やれ宇宙の平和っていう目的のためにヒーローたちが活躍するんですが、アントマンは違う。

 

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 アントマンは他人の家庭の事情に巻き込まれて仕方がなく解決していく、という過程をユーモラスに、そしてアクションはスマートに描いています。

そして登場人物たちは、お母さんに会いたいとか自分の体の病気を治したいとかお金もうけしたいとかシンプルな動機で行動しているんですよね。

ぶっちゃけもうアイアンマンとかキャプテン・アメリカになんて親近感とか湧かないじゃないですか。

力が凄すぎて。笑 ましてやサノスとか。笑

でも今作で出てきた登場人物は、いい意味で親近感が湧く、悪い意味でいうと小物臭しかしなかったですね。

しかもその背景はこの映画を観ただけですべてわかるようになっている。

だから初見の人でもとっつきやすいんですよね。

 

 アベンジャーズ・インフィニティウォーからのギャップがすごすぎる

この映画は初見の人でも十分楽しめるってことを書いていきましたが、これまでずっと観てきたファンはどうなんだ?と思うかもしれません。

僕的には前作インフィニティウォーからのギャップがすごすぎてすごく新鮮でした。

 

www.yoshikunnoblog.com

 

 前作では10年前にアイアンマンの上映から始まったこのマーベルシネマティックユニにバースで築き上げてきたヒーローたちをサノスという至上最強の悪にこれでもかってほどフルボッコにされるという、観客に絶望を与える映画でした。

 しかも最後は、サノスの目的である全生命を半分にするという目的を達成させられてしまいます。

 

まったくいいことないじゃん!!!

って映画なんです。

 

からのアントマンですよ。ダメダメ男のスコットですよ。

時系列的に全く同じ時期の出来事を描いているとは思えないくらい雰囲気が違うんですよね。

かたや全宇宙の生命をかけた戦いをしていると思いきや、今作ではお母さんを探すとか自分の病気を治さなきゃいけないとか全然スケール感が違うんですよね。

そこらへんが僕は観ていて楽しめましたね。

今作で粒子トンネルというガジェットを発明してアントマンやワスプが和気あいあいとしているまさにその瞬間、遠いアメリカのワカンダでヴィジョンがサノスに殺され全生命の半分を消滅させる力がサノスの手に落ちていると思うと非常にシュールです。

てかアントマンが粒子の大きさになっているときに指パッチンされて、アントマン以外の他の仲間たちがみんな消えてしまったんですがどうやって彼は元の姿に戻るんでしょうね。笑

あっ!!これめっちゃネタバレなんで気を付けてね!!

 

でもインフィニティウォーでアントマンを出さなかったのはマジで正解だと思います。

まあ脚本家たちもそこら辺をちゃんと分かっていたみたいですが。

『インフィニティ・ウォー』の脚本家によれば、アントマンが『インフィニティ・ウォー』に登場しなかった理由はトーンの違いにあるという。

アントマンというキャラクターの雰囲気は『インフィニティ・ウォー』のダークでシリアスなトーンと合わなかった。『アントマン&ワスプ』が数カ月後に公開されることを考えれば尚更だ。

「『アントマン』はとても楽しく、陽気なシリーズです」とマルクスは説明する。「アントマンをこのようにヘビーな映画に登場させておいて、『アントマン』の制作陣に『彼は地獄のような目にあったけど、今から楽しい映画を作ってよ。その後、またシリアスに戻るから』と言うわけにはいきません。なので、作品の繋がりを調整し、観客が(『アントマン』続編を観ている時に)嫌な思いをしないようにしました」

引用 『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の脚本家、アントマンの現状に触れる

 

ちゃんとキャラと作品の雰囲気を考えているところが成功している理由なんでしょうね。

アクションもインフィニティウォーでのこれでもかってほどの壮絶アクションではなく、さっぱりでかっこよさをさりげなく表現していましたしね。

 

期待していたアベンジャーズとの絡みがなかった

ずっと観てきたファンとしてはもっとアベンジャーズとの絡みがあると思っていたんですがほとんどなかったんですよね。

そこらへんを物足りないと思うファンもいるだろうなあ、と感じずにはいられませんでした。

正直絡みなんて、最後にサノスが指パッチンしてワスプとワスプの両親が消えてしまうところだけですからね。

別に他のアベンジャーズのヒーローが登場するわけでもないし。

だからとっつきやすいんですけど。

 

まあこれで、インフィニティウォーに出てなかったアントマンも描かれたことだし、これで全員揃っ…

 

そういえばホークアイは?!!

 

 

 

ということで今回はここまで!!!

 

ではでは!!