【ネタバレありだYo】ピッチ・パーフェクト ラストステージはアゲアゲな曲ばかりで期待以上に良かった件
どうも、しがないサラリーマンのよしくんです。
ついに公開されました。
ピッチ・パーフェクト ラストステージ。
ピッチ・パーフェクトは今作で三作目になるのですが、今回でついにラスト。
ということでこれからピッチ・パーフェクトを見に行こうか悩んでいる人、または見に行かないからネタバレしていいよって人に向けて僕のピッチたちへの想いを書いていきます。
そもそもピッチ・パーフェクトってどんな映画?
ピッチ・パーフェクトは、2012年に公開されたアメリカの青春ミュージカルコメディ映画です。主人公のベッカが大学に入学しひょんなことからアカペラサークルのベラーズに入部して全国大会を目指すという王道ストーリーを突き進む映画です。
少しだけベラーズのメンバーを紹介していきます。
主人公のベッカを演じるのは、アナ・ケンドリックです。
2012年同時の年齢は、27歳。
その年齢で19歳の女子大生の役をこなしてしまうので、なんとも驚きです。
そしてもちろんですが歌もうまいです。
彼女がピッチパーフェクトの劇中で歌っているCupsは一時期かなりはまりました。
そしてアカペラ部の相棒の太っちょエイミー。
演じるのは、コメディアンのレベル・ウィルソン。
お笑い担当なんですが今回もいい味出してます。
そして主人公ベッカをベラーズに誘ったのが、当時副リーダーをやっていたクロエ。
あとは当時リーダーをやっていたが本番に弱く大会前にげろを吐いてしまったオーブリー。
個性的な彼女たちを中心にベラーズは大会で快進撃を続け、全国優勝するところまでがピッチパーフェクトのストーリーになります。
この映画のいいところは何といっても劇中にベラーズが歌う歌の選曲の良さと、下ネタをガンガン入れてくるところ。
とにかく歌うシーンはかっこいいし、その勢いだけでラストまでいってしまう。特にriff off はすごくクールなシーンです。
それから何年か経って、ベッカがベラーズのリーダーになってアカペラの世界大会で活躍するのがピッチパーフェクト2になります。ここから新入生エミリー役としてヘンリー・スタインフェルドが加入。
ここまでいろいろな試練を乗り越えた彼女たちの友情は鋼よりも固いものになっています。
今回のラストステージではベッカはすでに就職して、仕事に悪戦苦闘している場面からスタートします。
今作のあらすじは下記のような感じです。
歌うこと”を通じて最高の仲間たちと出会い、世界大会の優勝という有終の美を飾ってバーデン大学を卒業したベラーズの面々。そんな彼女たちも大学を卒業して、今や立派な社会人。ところが、輝かしい学生時代とは異なり、キャリアも恋も絶不調。想像していた人生とは雲泥の差、挫折を味わう日々だった。そんなとき、USO(米軍慰問団)の海外ツアーでベラーズ再結成のチャンスを得る。さらにツアー中にDJキャレドに認められれば、彼のツアーの前座としてパフォーマンスできると知り、ベラーズの栄光を取り戻そうと大張り切り。ところが参加バンドはこれまで以上に強敵な上、予期せぬハプニングにも襲われてしまう。夢と現実と友情の間で揺れるベラーズ。人生の岐路に立たされた彼女たちが最終的に選んだ道は……。
とまあ社会人になっていろいろ大変な目にあっている彼女たちがもう一回歌いたいと渇望することで物語が進んでいきます。
曲もノリも最高、2よりは面白かったけど1よりは...
ピッチ・パーフェクトの一番の見どころ言えば、主人公たちがダイナミックにかつエロティックに歌いまくるパフォーマンス。
しかも歌うのは往年のヒットソング。
そりゃあもう知っている人からしたら気分アゲアゲで映画を楽しむことが出来ます。
というか歌が楽しむっていうのがかなりの割合を占めているといっても過言ではありません。
歌を知っていなかったら、正直パフォーマンスにもテンションが上がりません。
まあ、もともとストーリー自体に内容なんかないしね。
だから面白いかどうかは歌を知っているか、若しくは歌われている曲が好きかどうかによって大きく左右します。
例えば今作ではしょっぱなからブリトニースピアーズのToxicが流れます。マジでアゲアゲです。
分からない人すいません。
もうこの時点でわくわくがとまりません。
もうこいつ分かってるじゃん!!!
こいつは面白いぞってきましたわ。
からの
riff off !!
アヴィーチー、マルーン5、ケリー・クラークソン、アリアナ・グランデなどなど。
まじで盛り上がるツボばかりでマジでよかった。
そして相手が強敵であることをちゃんと表現できている。
もう最強のミュージカルコメディ映画ですわ!!!
といいたいことですが、やっぱり1ほどの感激がないんですよね。
あんまり物語の要所要所でうまく曲を使えてない感じがして。
あの時ほどのアドレナリンがでないというか。
その点、1が最高だったんですよね。
バスルームの中でtaitaniumを歌っていたのをたまたま聞かれて無理やりベラーズに勧誘させられたり、
新入生のオーディションでめっちゃ個性的な新入生が課題曲を歌ったり、
全国大会に行くバスの中でparty in the USA をみんなで熱唱したり、
マジでこれから面白いことが待ったるぜ感しか出てないんですね。
そこでマイリ―サイラスかよ!!
例えるならこれから旅行にいくっていうときに空港で飛行機を待ってる気分。
ファットエイミーのアクションシーンの完全な蛇足感
今作ではなぜかファットエイミーがジャッキーチェンなみのアクションを見せます。
物語の中盤でファットエイミーのお父さんが登場します。
今まではなれ離れだったけど一緒に暮らしたいとか言うんですが、実はエイミーの岡さんが残した隠し口座の金が目当てだということが判明します。
そこでお父さんはベラーズを誘拐してエイミーを脅し、口座のありかを探ろうとします。
単身敵のアジトに乗り込むファットエイミーはさながら007かミッションインポッシブルのイーサンハントです。
そしてあのデブな巨体で華麗なアクションを繰り広げるのです。
えっ?
なんでこいつこんな動いているの?
ただのデブじゃないの?
飛べない豚じゃないの?
しかも近くにあったソーセージをヌンチャクみたいに使うし。
お前は燃えよドラゴンのブルースリーかよ。
というかそんな伏線いままであった?
絶対いきなり思いついたでしょ!!
こんな動ける設定マジでなかったよ。
というか
このお父さんとの確執のシーンいる?
まてまて、
これはきっとあれだ。
歌とかパフォーマンスとかそんなばっかり見せてきて観客も飽きてるだろうから、ちょっくらスパイスを加えてやろうという、そういう製作者側の配慮に違いない。
ファットエイミーがこんなに動いているよ!!
みんな笑ってね!!
全国のデブ選がうれしすぎて悶絶しそうなシーンである。
仕事うまくいってない感出してたのに案外みんな順調だった件
ちょっと下駄を外された感があったのが、映画の冒頭で社会人になったけど全然仕事がうまくいかなくてやっぱり青春をささげた歌を歌いたいっていう名目でベラーズを再結成したんですよ。
それが最後の方では、みんな実は仕事もうまくいっていてもう歌なんていいし。だから有名DJからお声がかかったベッカは、なんの気兼ねもせずにソロデビューしてねって展開になるんですよ。
いやいやいや、そんな展開おじさん許さないよ 。
なんか成り行きだけでそんなうまくいってますよ感だされても、こっちはついていけないしね。
冒頭ではあんなに愚痴ってたのに、仕事にやりがいを感じているの!!なんて言われても、こっちはなんも響かねーんだよ!!!
ということでまとめると、ノリも勢いもすごくよかったけど1ほどの衝撃はないし蛇足的なシーンが多すぎたかなって感じ。
今日はここまで!!!
ではでは!!