【ラ・ラ・ランドとは全然違う!!】グレイテストショーマンは元気をもらいたい人にお勧めだよ~
どうも、しがないサラリーマンのよしくんです。
今回はグレイテストショーマンについて書いていこうと思います。
ラ・ラ・ランドの成功があったので、ミュージカル映画の勢いが増してきた感がありますね。
この映画の宣伝で、
ラ・ラ・ランドの制作人が!!とか謳ってますが、別の監督が撮っています。
なので同じような雰囲気なのかなあと思っていくと全く違います。
どんな人におススメか?
この映画を一言でいうと
ザ・ポジティブシンキング!!
な映画になっています。
なのでこんな人にお勧めです。
・仕事やプライベートで失敗をしたので元気になりたい人
・ローガン役じゃないヒュー・ジャックマンを観たい人
・ミュージカル好きの人
・カップルで気軽に観に行ける映画を探している人
逆にこんな人にはおススメしません。
・主人公フィニアス・テイラー・パーナムを忠実に描いた映画を観たいひと
・ミュージカル映画の嫌いな人
・ご都合主義的な展開が多い映画が嫌いな人
とういうことであらすじ、感想、その他もろもろを書いていきます。
ウルヴァリン役以外のヒュージャックマンとか久しぶり!
本作で主人公を演じるのは、Xメンシリーズで同じみヒュー・ジャックマンです。
いや~、ウルヴァリン役がすっかりいたについたヒュー・ジャックマンですが、普通の役もいいですね。
相変わらずいい男っすな~。
レミゼラブルで出ていたときから思っていたんですが、なかなかいい声してますよね。
今回も素晴らしい歌声を披露してくれています。
今回演じているフィニアス・テイラー・パーナムは、あんまりいい人ではないんですよね。完璧金の亡者だし。お金のためならなんでもする、みたいな人ですからね。そんな人を演じているんですが、なんかヒュー・ジャックマンが演じると憎めなくなるんですよね。
ラ・ラ・ランドとは全く関係ないからね!!
上にも書きましたが、全くこの映画はラ・ラ・ランドとは関係ないです。作中の曲を作っている人が同じなだけです。
そして確かに曲はいいです。THE ポジティブシンキングなこの映画にもあっている曲調でしたし。
しかし!!!
個人的にはラ・ラ・ランドの方がはるかに面白かったです。
曲もラ・ラ・ランドの方が断然耳に残りました。
やっぱりデミアン・チャゼル監督天才すぎる!!!
おっとっと
ついつい脱線してしまいましたね。
グレイテストショーマンを撮ったのは今作が監督デビュー作となるマイケル・グレイシー。
結構若い人ですね。
今後もどんどんこういう才能あふれる人が出てきてほしいものです。
そして主人公のパーナムと共に事業の運営を進めるパートナー役としてザック・エフロンが出演しています。
なかなかのイケメンですね。
彼が出ている映画を観るのは初めてなんですが、代表作としてハイスクールミュージカルがあるみたいですね。
あの素晴らしい歌声は、そこで培われたのか。
あらすじは?
あらすじはこんな感じです。
主人公のP.T.バーナムは<ショービジネス>の概念を生み出した男。誰もが“オンリーワンになれる場所”をエンターテインメントの世界に作り出し、人々の人生を勇気と希望で照らした実在の人物だ。そんなバーナムを支えたのは、どんな時も彼の味方であり続けた幼なじみの妻チャリティ。彼女の愛を心の糧に、仲間たちの友情を原動力に、バ ーナムはショーの成功に向かって、ひたむきに歩む。
【感想】あそこまで金の亡者になっても見捨てられないなんて超運のいいやつ
映画を見終わって思った感想がまさにこれです。
主人公のパーナムはすごく野心が強く、金儲けのためなら手段を選ばない男です。
映画ではそんなに悪い男ではないですよ的な感じで描いていましたが、要は珍しい姿、形をしている人間(劇中ではフリークという差別的な言葉が使われていましたが)を使って金儲けをするという、なかなかえぐいことを思いつくやつなんですよ。このパーナムという主人公は。
それがヒュー・ジャックマンの甘いマスクで見事に惑わさされるわけですよ。
そんなわけでイマイチ共感できなかったんですよね。
といっても最近マイノリティ頑張れ的なメッセージ性を持った映画を多く観ているからかもしれませんが。
で虐げられた人たちも結局は、パーナムを裏切らない。
劇中で成功を強く望むパーナムに対して奥さんが言うセリフにこんなのがあります。
「他人からの小さな優しさだけで私は幸せよ」
最後にパーナムはその言葉に通りに周りに人達の小さな優しさに救われるわけです。
そのシーンを観て
ああ~やっぱり人間って素敵だあ
と思うのと同時に
助かる価値のある男なのか?
と疑問を持たざるを得ないほどひどいやつに見えました。
そんな奴でも結局はうまくいく、というポジティブシンキングさがひしひしと伝わってきましたね。
細かいことを抜きにしたらストーリー的には映画の王道
ただしそんな細かいことを抜きにしたら、普通にハリウッドの王道映画です。
THE 金の亡者。成功まで突っ走ってやるぜ!!!
的な主人公が途中で事業に失敗して本当に大事なのは金じゃないということに気が付く、というTHEテンプレ的なお話です。
そしてそのTHEテンプレ的なお話を、ラ・ラ・ランドで作曲を担当した、
パセク&ポールという作曲チームが作製した楽曲で盛り上げています。
すごく耳に残るいい曲なんですよね。これが。
ということで、いろいろ書きましたが個人的にはそんな悪くない映画だと思いました!!
今回はここまで!!!
ではでは!!!