【アカデミー賞受賞記念】シェイプ・オブ・ウォーターは多くのマイノリテイに捧げたい作品だったよ~
どうも、しがないサラリーマンのよしくんです。
先日アカデミー賞で見事に作品賞をシェイプ・オブ・ウォーター観てきましたわ。
てことで今回はその解説も含めてどんな人にオススメか書いていきます。
胸キュン必須?燃えるような恋をしたい人にはお勧め
僕自身、この映画の予備知識なしで観たんですがこれってラブストーリーだったんですね...。
しかもめっちゃがっつりラブストーリーだったんでちょいと面喰いました。
この映画をおすすめ出来る人は、
・恋ってハードルが高いほど燃えるよねって人
・乙女チックな恋や状況に憧れを抱く人
・ひと昔のレトロな雰囲気が好きな人
逆にこんな人にはお勧めしません
・エログロが苦手な人
・恋愛映画が苦手な人
では、映画のネタバレを含め感想を書いていきます。
ギレルモ・デル・トロさん、あなたこんなに人間描写うまかったの?
このシェイプ・オブ・ウォーターの監督はギレルモ・デル・トロという方.
代表監督作にはパシフィック・リムやヘルボーイ,ブレイド2なんかがあります。
ブレイド!!なんと懐かしい...。
正直パシフィック・リムの印象しかなかったもので、今作でこんなに丁寧に人間描写を描ける監督なんだと実感させられましたね。
えっ?そんなの当たり前だろ!!ギルテロなめんなよ!!って。
すいません...。以後気を付けます。
華やかではないけど、すごく共感できるキャスト
主人公とか主人公と仲のいいおじさんとか全くだれか分からんのよね笑。
主人公を演じるのは、サリー・キーホンス。
めちゃくちゃ美人ではないところがなんか親近感が湧きます。
そして半魚人を演じるのは、ダグ・ジョーンズ。
うーん、わからん笑。なんでもいろいろなクリチャーを演じてきた俳優みたいです。
そして敵役のマイケル・シャノン。
あれっ?どっかで観たことあるぞ、と思いきや。この人、マン・オブ・スティールのゾット将軍ではないですか!!!
どうも将軍、また悪役ですね笑。
気になるあらすじは?
1962年の冷戦下のアメリカ。発話障害の女性、イライザはアパートでただ独り暮らし、機密機関「航空宇宙研究センター」で清掃員として働いていた。だが、友人としてアパートの隣人であるゲイのジャイルズ、仕事場の同僚で不器用なイライザを気遣ってくれるアフリカ系女性のゼルダに支えられ、トラブルのない平穏な毎日をおくっていた。ただ、恋人のない孤独な思いをつねに抱えてはいたが。
そんな日々のなか、宇宙センターに新メンバーのホフステトラー博士が一体の生物の入ったタンクを運び込む。普段はイライザに不遜な対応を見せる軍人ストリックランドが、生物を邪険に扱いその報復を受けて傷つく騒ぎがあったとき、部屋に入ったイライザは初めてその生物を直視する。生物は「半魚人」と呼べる異形の存在だったが、独特の凛々しさと気品を秘めた容貌をもち、イライザの心を揺り動かした。彼女は生物に好物のゆで卵を提供し、手話を教えて意思の疎通をはかる。ふたりは親密な関係となっていった。 だが、生物が何のためにここに運ばれてきたかがやがて明らかになってゆくアマゾンの奥地で現地人の崇拝を受けていたという生物を、ホフステトラーは人間に代わる宇宙飛行士としてロケットに乗せようと提案する。それに対しストリックランドは、生体解剖でこの生物の秘密を明らかにすべしと主張し、上司の同意を得た。これを知り動揺したイライザは、ジャイルズやゼルダに自らの思いを打ち明け、生物を救う計画に手を貸してほしいと懇願する。 協力を得て宇宙センターより生物を救出したイライザだったが、生物との蜜月は長くは続かず、彼を水中に返すべく波止場へと向かう。しかし、プライドを賭けて生物を追うストリックランドの凶弾がイライザたちに浴びせられるのだった。
そう、この映画。恋愛映画なんです!!!
えっ!?冒頭でも言ってるって?
そんなこんなで感想を書いていきます。
感想を言うならピュアな恋愛映画なんだけど...
すごくピュアな恋愛映画がなんですが、なかなか魚人がグロい!!笑
魚人のヴィジュアルを受け付けない人は、この映画は無理でしょうね笑。
まあ僕も少し無理でした。
なんかすごく違和感がありました。
予想としてはキングコングみたいにコングが美女と心を通わしてスキンシップするぐらいかなあと思っていたら、まさかがっつり男女の関係になるなんて!!!!
だってキングコングと美女ががっつり男女の関係を持つんですよ。
めっちゃ違和感あるじゃないですか。
そこまでの関係になるまでの過程で,この映画のテーマ性が表現されているんですがね。
マイノリティをテーマにした映画最近多い気がする
登場人物の多くが何らかのマイノリティを持っており、結局は主人公の女性と魚人の青年もお互いが社会から観たらマイノリティであり、孤独を感じています。そんな孤独から生まれる共感から恋に落ちていく...。
なんか王道のような流れですが、なんか最近はこのマイノリティが活躍する、もしくは題材にしている映画が多い気がします。
マイノリティの題材にしたアメコミ映画のブラックパンサーや、ミュージカルのグレイテストショーマンなど。
そこにはマイノリティの存在感が強くなってきていることや、多様性を受け入れる風潮などが一種の流行りみたいなものが感じられます。
もちろんその中の一つがこのシェイプ・オブ・ウォーターだと僕は感じました。
マイノリティとして抑圧された日常を送っている主人公。そんな主人公がいろいろな障害を突破して幸せを掴もうとする。
なかなか泣かせますわ。
ただグロい、エロイ笑。表現がストレートすぎる笑。
そこは要注意だぜ。ベイベー!!
ということで今日はここまで!!!
ではでは!!!