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映画「メッセージ」がばかうけではないものの普通に面白かったので感想を書いていくよ~

どうも、しがないサラリーマンのよしくんです。

今回は、映画「メッセージ」について投稿したいと思います。

なんや?その映画?って人もいると思います。あまり目立たないものの結構よく出来た映画です。

        「メッセージ 映画」の画像検索結果

 

目次

 概要

この映画の概要をWikipedia先生に聞いてみると

メッセージ』(Arrival)は、テッド・チャンの短編小説「あなたの人生の物語」を基にエリック・ハイセラーが脚本を執筆し、ドゥニ・ヴィルヌーヴが監督を務めた2016年のアメリカ合衆国のSFドラマ映画英語版である。出演はエイミー・アダムスジェレミー・レナーフォレスト・ウィテカーらである。 

引用 Wipedia大先生

原作は中国系アメリカ人が書いた作品を映画化したものです。

これね。謎の物体が地球に突然現れる。それは宇宙人の乗り物で人類は言語学の第一人者を呼んで彼らと意思疎通を図ろうとする。果たして彼らの目的は?って感じの映画ですね。ざっくりいうと。

 

てかこの宇宙船の形、お菓子のばかうけにすごく似ていますね。

 なんか監督もそのことについて追及されて普通に答えているし笑。

 

netgeek.biz

 コラも出てるし笑(上のHPから引用)

 

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あらすじ

映画のあらすじを言うと、

ばかうけに似た、宇宙船が世界各地に突如現れ人類は混乱に陥いります。各国の政府は、この飛行船に乗っている宇宙人とコンタクトを取ろうと試みます。この宇宙人とコンタクトをとるために呼ばれたのは言語学の第一人者のルイーズです(ポスターの右の女性)。このルイーズは過去に娘をなくすという暗い過去を背負っています。そんなルイーズは物理学者のイアンとともに宇宙人との意思疎通、そして彼らが地球に来た目的を探るためことになるのだが...。

 

一見するとSF映画のようだけど実は人間ドラマ

宇宙人とか宇宙船とか聞くと、SFじゃんって思うかもしれません。でもね、見終わったときの感想は全く違うものでした。

( ,,`・ω・´)ンンン?なんだこの映画は??

何が言いたかったんだ?ってなったんですよね。でよくよく考えるとなるほどな~ってなる作品でした。

確かに宇宙人とか出てくるんですけど決して彼らがメインで何かをするわけではありません。形も陳腐やったし(まあちょっとキモカワってやつ!!)。

いわゆるSF映画の代表作 インターステラーとかマトリックスとかみたいな派手さがあるわけではありません。もくもくとルイーズが宇宙人の”言葉”を解読していくっていう...。そして時々亡くなった妹の記憶が出てきてなんとも悲しいのか苦しいのか分からない顔をするんですよね。そしてすべてを理解した時にルイーズはすごく重要な選択をします。その姿を見るとすごく切ない気持ちになるんですよ!!なのでこの映画は、SFというより一人の女性の人間ドラマという感じましたね。

 

ミスリードがすごくうまい!!

この映画はミスリードがすごくうまいです。

ミスリードとは、

人を誤った方向へ導くこと。誤解させること。

引用 ミスリードとは - コトバンク

 

映画でミスリードの代名詞といえばM ナイトシャマラン監督のシックスセンスですけどね。この映画ほどミスリードが活かされている作品は観たことがありません。この映画でブルース・ウィルスってシリアスな役も出来るんだって感動したのを今でも覚えています。高層ビルに閉じ込めらてて愚痴っているだけが能ではありません笑。

 

 

正直 シックスセンスほどのミスリードは使われていませんでした。それでも映画を構成する各々のシーンが観客に確実に間違った解釈をさせるように作りこまれていました。そして最後はすべてを種明かしせずに、観客に考え込ませる感じで終わるという...。

まったく、やってくれるぜ!!!

 

てな感じの映画でしたね。ネタバレも簡単に書いておきますが、映画館で見ても損はないと思いますよ。

 

ではでは!!

 

 

 

ネタばれしちゃうと...

以下ネタバレなので読みたい人だけ読んでください。

 

 

 

ばかうけに似た、宇宙船が世界各地に突如現れ人類は混乱に包まれる。各国の政府は、この飛行船に乗っている宇宙人とコンタクトを取ろうと試みる。

この宇宙人とコンタクトをとるために呼ばれたのは言語学の第一人者のルイーズ(ポスターの右の女性)。このルイーズは過去に娘を病気でなくすという暗い過去を背負っており時々娘の記憶がよみがえっている。

そんなルイーズは物理学者のイアンとともに宇宙人との意思疎通、そして彼らが地球に来た目的を探るためことになる。ルイーズによる丹念な調査の結果、少しづつではあるが宇宙人と意思を疎通することができるようになってくる。しかし調査を進めるとともにルイーズは娘との記憶がよみがえる頻度がだんだん多くなっていく。

しかし時間が経つにつれて、世界中に表れている宇宙船に対する各国の対応にずれが出てくる。中国やロシアは宇宙人に対して攻撃することも辞さない姿勢なので、ルイーズたちは解読を急ピッチで進める。

そしてついにルイーズは宇宙人たちの言葉を解読する。彼らは時間を超越する力を持っており、未来を見通す力を人類に与えに来たのだった。この力は彼らの言葉を理解することで得られる。ルイーズはその力を得て、各国のトップの説得に成功し宇宙人への攻撃を阻止する。ばかうけに似た宇宙船はどこかへ去っていく。

そして今まで見ていた娘の記憶は実は未来のもので、パートナーは一緒に宇宙人の言葉を解読していたイアンだということが分かる。イアンと結婚して子供を作るが、その子は将来病気で死んでしまい、自分は娘の死に立ち直れないほどのショックを受ける、という未来が視えてしまう。そうと分かっていても彼女は、自分が今、イアンのことを愛しているという気持ちに素直に向き合い、子供を作ることを決断するのであった。

 

最後のルイーズの選択、自分の子供が死ぬとわかっていても彼女は生む決意をします。この選択が非常に切なく、なんとも言えない気持ちにさせてくれます。