【もちろんネタバレあり】プーと大人になった僕は、可もなく不可もない作品で正直誰におすすめしていいか分からない作品だったよ~
どうも、しがないサラリーマンのよしくんです。
くまのプーさん、だれもが知っているあいつですね。
はちみつ大好きのあいつが実写映画になる。
しかも主演は、ユアン・マクレガー。(なんか久しぶりに名前を聞いた気がする...。)
ということで早速観てきたのでいろいろ書いて行きます!!!
※2018.9.23 クリストファー・ロビンの帰宅時間を追記しました。
- プーと大人になった僕ってどんな映画?
- この映画をおすすめ出来る人が思いつかない...。
- ユアン・マクレガー久しぶりに観たけどやっぱりいい俳優だわ
- 自分が乗った船(会社)が、沈んだらどうするか?
- プーが大人に心の余裕を与えてくれる
- ディズニーなんで手堅く、最後はまとめてます
- クリストファー・ロビンの帰宅時間
プーと大人になった僕ってどんな映画?
まずはさくっとあらすじから、
少年クリストファー・ロビンが、“100エーカーの森”に住む親友のくまのプーや仲間たちと別れてから長い年月が経った──
大人になったクリストファー・ロビンは、妻のイヴリンと娘のマデリンと共にロンドンで暮らし、 仕事中心の忙しい毎日を送っていた。ある日クリスファー・ロビンは、家族と実家で過ごす予定にしていた週末に、仕事を任されてしまう。会社から託された難題と家族の問題に悩むクリストファー・ロビン。そんな折、彼の前にかつての親友プーが現れる。
プーに「森の仲間たちが見つからない、一緒に探してほしいんだ」と頼まれたクリスファー・ロビンは、子供の頃プーたちと過ごした“100エーカーの森”へ。何一つ変わらないプーやピグレット、ティガー、イーヨー、カンガとルーの親子。仲間たちとの再会に喜びと懐かしい日々を感じながらも、仕事に戻らなければならないことを思い出す。「仕事って、ぼくの赤い風船より大事なの?」と、悲しむプーたち。急いでロンドンに戻ったクリストファー・ロビンは、森に会議の重要な書類を忘れてしまう……。
一方、クリストファー・ロビンの忘れものに気づいたプーと仲間たちは、マデリンの助けを借り、親友のため、初めて“100エーカーの森”を飛び出し、ロンドンへと向かう。クリストファー・ロビンが忘れてしまった、本当に「大切なモノ」を届けるために──引用
正直、僕は元のくまのプーさんの映画を観たことがありませんでした。
プー?
ああ、あのいつもはちみつ食べてるくまでしょ?ってぐらいの認識。
だから登場人物に対しての予備知識もないし、この映画から得られる情報がすべてでした。
そんな僕がこの映画を観てどう思ったかを書いていきます。
この映画をおすすめ出来る人が思いつかない...。
はい、
最初に観終わった感想がこれです。
一言でいうと、可もなく不可もなくまとめましたね、さすがディズニーさん。
ということで人にどうだった?と聞かれたらあまりおススメはしません。
しかしあえて言うなら、
家族で楽しめる作品(ディズニーだから当たり前やんけ!!というツッコミはなしで)
ということは言えます。
お父さん、お母さんは頭を空っぽにして観る映画、子供たちはプーとその他のキャラクターが冒険する姿を観て心躍らせる映画。
といったところでしょうか。
それ以外でこの映画をおすすめ出来る人...
思いつかね~!!!
すいません、正直そんなに観ておかなければならない映画ってほどのものでもないんですよね。
ユアン・マクレガー久しぶりに観たけどやっぱりいい俳優だわ
この映画の主人公クリストファー・ロビンを演じるのはイギリスの俳優、ユアン・マクレガー。
なんか昔に比べて老けたな。
有名どころだとスターウォーズのオビワン役やアイランド、トレインスポッティングなどに出演しています。
このクリストファー・ロビンは非常に優しい心の持ち主なんですが、ユアンの雰囲気にぴったりなんですね。プーさんって結構抜けてるところがあって、いろいろやらかすんですよ。はちみつだらけで家の中を歩き回って、汚しまくったり。家のものを壊したり。
そんなプーをけっして見捨てず最後まで付き合ってやる。
うちの課長だったらマジでぼろくそに切れられてるな。笑
そして若干プーさんが仕事中の自分に被るという悲しい現実。笑
自分が乗った船(会社)が、沈んだらどうするか?
無邪気にプーさんと遊んでいたあの頃の思い出はどこへやら。
大人になったクリストファー・ロビンはいわゆるブラック企業に就職します。
業績は上がらない。サビ残ばかりの毎日。家族サービスもしてやれない。休日返上。あんな会社、今あったらそっこー労働監督署に通報ですよ。
そんな会社で一生懸命働いていれば、絶対に報われると妄信している主人公。
ああ、こういう風にはなりたくないなあ、とサラリーマンの自分は思うわけですよ。
そして劇中でくそ上司が休日返上で働けと言います。それを渋っているクリストファー・ロビンに言うわけです。
この会社は沈みゆく船だ、君はおぼれたらそのまま沈むか?それとも必死に泳ぐか?
いやいや、ほかの船を探すでしょ!!必死に泳いでも助かる確率はほとんどないですよ。
とはいっても、サラリーマンは上司には逆らえない・・・。
クリストファー・ロビンも休日返上で必死に働くわけですよ。その姿を観たら本当に泣けてくるんですよね。家族に文句を言われようとも、会社にために必死に頑張るその気持ち。
分かる、分かるよ!!!クリストファー・ロビン!!!
でもね、会社は働いているときしか守ってくれないけど家族は一生付き合っていく関係だからね。
どんな時でも家族をないがしろにしてはいけないんだよね。
プーが大人に心の余裕を与えてくれる
そんなブラック企業でジェダイも仕事をしていたクリストファー・ロビンのところに現れるのがプーですよ。
もうね、なんかドジで失敗ばかりしているので、観てるこっちがイライラしてくる。だけども、そんなプーと過ごしていくうちに
あれっ?
なんか仕事よりも家族の方が大事だぞ!!
って気づくきっかけを与えてくれます。
幸せを掴むために仕事をしていたはずなのに気が付けば仕事をすることが目的となっている...。
自分の心にどこまでも正直なプーを観て、クリストファー・ロビンもどんどん変わってくる。自分の気持ちに正直だった少年時代を。プーと一緒に遊んでいたあの頃を。
まあわかっちゃいるんですがね。
それでも環境がそうさせてしまっている。
まじでブラック企業怖し!!
ディズニーなんで手堅く、最後はまとめてます
いろいろ書いてきましたが、ディズニーなんで手堅くまとめています。
そこらへんが可もなく不可もなくという所以なのですが。
結局ブラック企業で精神病みそうな主人公がプーとあって、ノスタルジックな気持ちに浸りやっぱりやりたいことをやる人生がいいぞ!!!
っていう結論に行きつく映画です。
う~ん、正直なんかもうひとひねりほしかったというのが正直なところです。
もうね、王道を行きすぎ。笑
最近はカメ止めとか、いろいろぶっ飛んだ映画が多かったらそう思うのかもしれないですが。
まああそこまでのインパクトをこのプーさんに求めるのは酷ですが。笑
あと最後に一言、言わせてほしいんだけど、
プーさんが全く可愛くなかったよ!!!
(なんか目とかいろいろね)
クリストファー・ロビンの帰宅時間
後から分かったんですが、劇中で社畜の鏡として奮闘していたクリストファー・ロビンの帰宅時間が九時という設定らしく話題になっていました。
プーと大人になった僕を観てきました。衝撃的だったのが、社畜のハードワーカーと言われ、妻に「このままでは壊れてしまう」と心配される主人公ロビンの帰宅時間が21時だったことです。
— カタタコ (@katatakoyaki) September 15, 2018
正直この設定を聞いて全然ブラックじゃないじゃん、って思った自分が怖い…。
でもあなたが壊れてしまうよって奥さんからも心配されてたからなあ。
そんなん言ったら、日本のサラリーマンはみんなスクラップですよ?
というこどでいろいろ書いてきましたが、今回はここまでにしておきましょう。
ではでは!!