一度きりの人生を楽しむには?

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モロッコでHIS主催の現地ツアーに参加したので感想を書いていくよ~

どうも、しがないサラリーマンのよしくんです。

今回は今度モロッコに行くときに現地のツアーを申し込むかどうか迷っている人向けに、僕の正直な感想を書きたいと思います。

実際に参加してきたのは下の現地ツアーです。

 

砂漠で宿泊体験・モロッコ周遊ツアー☆メルズーガ+アイトベンハッドゥ<2泊3日/英語ドライバー/フェズ発マラケシュ着>by H.I.S. | モロッコの観光・オプショナルツアー専門 VELTRA(ベルトラ)

 

そもそもモロッコに行くまでの準備って何をしたらいいの?って方は下の記事をご参考ください。

 

www.yoshikunnoblog.com

ということで早速書いていきたいと思います。

現地ツアーに参加した方がいい人ってどんな人?

現地ツアーってそもそも何って方もいるかもしれません。

現地ツアーは集合及び解散が現地になります。したがって集合場所までは自力で行かなければなりません。また解散してから日本にかえって来るのも自力になります。

したがって現地ツアーに参加した方がいい人は下記のような人になります。

・モロッコ行きの航空券を自分で手配して自由に旅程を組みたい人

・お金に余裕がある人

・ガイドを雇って詳しく説明を聞きたい人

・公共交通機関があまりなくツアーで行くのが便利な場所に行きたい人

上記に当てはまる人は参加してもいいと思います。

逆に下記の人にはお勧めしません。といっても挙げるなら

・できれば全くお金をかけずに旅行をしたい

・ホテルのグレードを自分で選べない

ぐらいですかね。

どうしても現地ツアーを申し込むと運転手兼ガイドの人を雇わなければいけません。

なのでどうしても割高になってしまうことは仕方がありません。

いろいろ書いてきましたが、要は

全部の旅程を全部ツアーで頼む金はないけど、一部自力で行くのがめんどくさいところにツアーで行く金がある人、

は頼めばいいと思いますよ。

とまあ現地ツアーを申し込むべき人について語ったところで実際に私が参加したツアーについて書いていきたいと思います。

現地ツアーは何も考えなくていいから移動が楽

現地ツアーで一番のメリットを挙げるとしたら移動がとても楽である点です。

自分は何も考えなくても目的地にドライバーが連れて行ってくれることです。

今回僕が参加したのはフェス発(泊まっている宿に運転手が迎えに来てくれる)のツアーで一日目でサハラ砂漠に行き、二日目で雄大な渓谷とアラビアのロレンスで有名なワルザザートに泊まります。

三日目でマラケシュの自分が手配したホテルまで連れて行ってくれるという内容のものでした。

勿論マラケシュ発でフェス着(今回参加した経路とは真逆のルート)でのツアーもあるので自分たちの旅程に合わせたツアーを申し込むことが可能です。

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参加したツアーの一日目のスケジュール

これは僕たちが参加したツアーの1日目のスケジュールです。

この日は朝の7時半に出発してサハラ砂漠のほとりの村であるメルズーガに到着するまで11時間ぐらい車で移動していました。

これが楽なんですがなかなかしんどい。

まあ何も考えずに目的地までつれていってくれるので楽っちゃ楽なんですがね。

やはり長時間の移動は疲れます。途中で昼ご飯を食べるためによったレストランについたときはやっと歩けると思ってほっとしたのを覚えています。

また長時間の移動になるのでスマホは必ず持って行った方がいいです。

最初は景色を観ているのも新鮮でいいのですが途中から砂漠だけになってくると、殺風景な風景が続くのですぐに飽きてしまいます。

そこで暇つぶしに最適なのがスマホです。

SIMフリーのスマホを持っていけばモロッコでも自由にスマホが使えます。

なので移動中の暇な時間も時間つぶしができます。

他に時間をつぶす方法としては、本やガイドブックを読むなどが考えられますが悪路を移動するときもあるのであまりお勧めはしません。

僕はすぐに車酔いしてしまいました。

まあ最悪、寝るという選択肢もあります。やはり旅をするといつもと違うところに行っているので緊張感からか疲れがたまりやすいですなので移動中にがっつり寝るのも一つの手です。

HISが用意してくれた車はベンツのミニバンで内装もしっかりしており結構快適に寝れました。

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移動中に車を停めて休憩している運転手

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移動はベンツ車 内装は結構しっかりしている

一緒にツアーに参加する他のお客さんもいる

これも現地ツアーの醍醐味といっていいのか分かりませんが、ツアーに参加しているお客さんは私たちだけとは限りません。

今回の旅では、僕たち夫婦のほかに同い年ぐらいの女性二人組が同じツアーに参加していました。なので二泊三日の旅でかなりの時間を彼女たちと共有することになりました。

かなり明るい人達だったのでよかったですが、どんな人になるかは運次第ですね。

服選びはかなり重要な要素(特に初日)です

モロッコ、特に砂漠の気温はかなり日中と夜でかなり変化します。

僕が参加した1月初旬は日中の最高気温が20℃近くまで上がりましたが最低気温は2℃でした。

なので服装はかなり重要です。

また夏は知らないのですが冬に行く人はダウンを持っていくことをおすすめします。

特に一番気をつけなけらばならないのは今回のツアーの一日目の夜です。このツアーでは一日目に、メルズーガでのホテル泊か砂漠の真ん中のキャンプ泊のどちらかを選択することができます。

僕は今回はホテルを選択したんですが、冬は出来ればホテルを選択することをおすすめします。

というのも同じツアーに参加していた女の子たちがキャンプを選択しており、途中で別行動をとったのですが、砂漠の真ん中でのキャンプやテントの中がとても寒く凍えそうになったといっていたからです。

(まあなぜかその女の子たちもやたら薄着をしていたのでそのせいもあるかもしれませんが)

お互いホテルとキャンプで一泊した後、次の日の朝に運転手が迎えに来てくれます。

その時は僕たちから先にピックアップしてもらい彼女たちが最後だったのですが、寒すぎて車に乗り込んだ瞬間生き返ったと安心していました(笑)。

まあホテルもそこまでランクが高いホテルではなかったので夜は結構冷えました。

シャワー室も結構風が入ってきて寒かったです。

なので冬は必ずダウンやフリースを持っていくことをおすすめします。

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サハラ砂漠のほとり メルズーガのホテル

 この旅のハイライトは初日のサハラ砂漠

正直行くまではなめてました。

こんなに砂漠で観る星が綺麗だとは思いませんでした。

流れ星も数回みることができました。

あれは日本ではなかなか見れない光景です。

あの砂漠がこのツアーのハイライトといっても過言ではありません。

語彙力のない僕がいうのもあれですが、その星空を見ると僕たちも広い宇宙の一部なんだと再度実感させられました。

あの美しさはスマホでは撮りきれないのが残念です(スマホしかもっていってなかったので星空を撮っても真っ黒)。 

そして翌朝のラクダに乗ったサンライズツアーもよかったです。

一面に広がる砂漠の中から照らされる太陽の光が自分の存在の小ささを教えてくれます。

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日の出前に白むサハラ砂漠

二日目のハイライトはトドラ渓谷

二日目はサハラ砂漠にお別れを告げ、ひたすら移動です。

目指すはトドラ渓谷。

迫力満点の断崖を体感することが出来ます。

ここは日が当たるところは冬でも結構暖かいのですが、日陰になるとかなり涼しいので厚手の服を着て歩くことをおすすめします。

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トドラ渓谷名物の断崖

 

また僕たちは現地の衣装のジュラバを着てまわっていたのですがこのジュラバが風を通さず、見た目より暖かいので結構お勧めです。

日本円で2000円弱で買えます。

また買う際は必ず値下げ交渉してください。

95%価格は下がるので(笑)。

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ジュラバに身を包む妻

 またトドラ渓谷を出たら車で長時間ゆられ、夕方にはワルザザートという街に到着します。

ワルザザートは、アラビアのロレンスなど数多くの映画の舞台ともなった街でサハラ砂漠へ観光する際の入り口的な役割を果たしています。

ただし車を使わないと観光地的なところにはいけないため、正直夕方についてもほとんど観てまわることはできませんでした。

ただホテルの近くに大きなおスーパーマーケットがあったため、お土産を探したり地元で売っているものをじっくり見たりできたのはうれしかったです。

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ワルザザートの街にたたずむ要塞

 このワルザザートで泊まったホテルがかなりイマイチでした。

というのも部屋のエアコンで暖房をつけると下水のにおいが...。

まあ正直そんなに代金の高いツアーではないのであまり文句は言えませんが、ちょっと残念でした。

三日目のハイライトは世界遺産アイト・ベン・ハッドゥ

ラスト三日目は朝早くに出発し午前中にはアイト・ベン・ハッドゥへ移動です。

このアイト・ベン・ハッドゥ。

詳細な説明は下記参照。

隊商交易の中継地として栄えたこの地にはカスバと呼ばれる邸宅が数多く建築され、中でも特に有力であったハドゥ一族が築いたのがアイット・ベン・ハドゥの集落である。孤立した集落であるがゆえに、盗賊などの掠奪から身を守るため、城砦に匹敵する構造になっている。敵の侵入を防ぐため、集落への入口はひとつしかなく、通路は入り組んでおり、1階は窓がなく換気口のみである。また、外壁には銃眼が施されている。集落の最上階には篭城に備えて食料庫がある。

引用 アイット=ベン=ハドゥの集落 - Wikipedia

 要は昔栄えた集落が綺麗な形で残ってて観光名所になっているってことなんですよね。

ここも結構大きい集落で見ごたえは抜群です。

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真ん中の要塞みたいなのがアイト・ベン・ハッドゥ

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アイト・ベン・ハッドゥには橋を渡っていきます

また中にはお土産店が数点あります。そんなにしつこく勧誘してこないのがいいです。

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中には商店が結構あり人も数人実際に暮らしているとのこと

 

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中の保存状態もいい感じです

頂上には祠みたいなのがあり、なぜか周りには石がたくさんつまれていました。

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誰が積んだのでしょうかね

ここも観てみると面白いのでツアーに参加しなくても是非行って見てほしい場所です。

アイト・ベン・ハッドゥの観光が終わると最後はマラケシュのホテルまで送ってくれます。

アイト・ベン・ハッドゥからマラケシュに行くには途中で山脈を超える必要があるので山道を通ります。

そこが結構悪路なので、車酔いしやすい人は気を付けてください。

僕たちは帰り道は爆睡していたのであんまり何も感じなかったのですが(笑)。

やっぱり長旅で結構疲れてたんですかね。

まとめると

今回はHISのツアーに参加させてもらいました。正直移動が多かったですが車も内装がしっかりしていてかなり配慮されているなと感じました。

また、運転手も礼儀正しくいい人で安心できました。

ただしホテルが少しイマイチだったかなと思います。

まあでもお金を出したかいがあっていろいろ自分たちだけでは観れなかった場所に行けたことはよかったと思います。

 

ということで今回はここまで!!

ではでは!!