一度きりの人生を楽しむには?

一度きりの人生を楽しむために、好きな人と好きな場所に行ったときの面白情報や人生が楽しくなる情報を掲載していきます。

【ここがダメだよ、日本企業】女性就活生用のパンフには育休取れます、って書いてあるけど男性だって取れますって書いとけよ!!!

どうも、しがないサラリーマンのよしくんです。

僕は今年度から勤めている会社のリクルーターになりました。

そんで会社説明会に参加して、就活生や他の企業の会社説明なんかを聞く機会があったわけですが、

どうも納得いかない。

 

 

人口減少に備えて、女性就活生の囲い込みが過熱

自分の会社もそうなんですが、女性就活生向けに企業が専用のパンフレットを用意しているなんてケースが多くなってきています。

これからどんどん人口が少なくなっていくので女性も含めて幅広い層を母集団にしたいという思惑があります。

下は厚生労働省のデータなんですが、これからどんどん労働人口が減っていきます。

f:id:yoshikiyachi:20180627231634g:plain

特にメーカーは志望者の大半が男なわけで、どうあっても女性を囲い込まないと近い将来、明らかに人手不足になるのは明らかです。

そこで女性の就活生用にパンフレットまでこしらえて、

育児休暇の取得率が高いだの、

産休からの復帰率が100%だの、

すごく女性が働きやすい環境ですよってアピールしている企業を多く目にしました。

もちろん、女性が働きやすい職場というのは多いに越したことはないですし、その動きが拡大していくことは喜ばしいことです。

大手のみんなが知っている家電メーカーや自動車メーカーほどそういうアピールをしっかりやっていた。

でもね、そんな企業の観て違和感しか湧かなかったんですよ。

女性用以外の普通の就活生用のパンフレットには、そんな育休とか働きやすい会社だとか子育て支援だとかそんなんが全く追及されてなかったから。

それって育児は女性がやるって、決めつけてない?

 

なんで女性が育児をすることが前提なん?

僕が一番納得できなかったのが、育児休暇や子育てについての記述が女性向けのパンフレットでしか触れられていなかったこと。

子育てをするのは女性だけかよ!!

 

というツッコミを心の中でいれてしまった。

 確かに子供を産むのは女性しか出来ないけど、育児は男性でも出来るやんけ!!

こういう光景を観ると、

女性=子供を育てる、

みたいなステレオタイプの考え方が日本企業に根強く残っているんだなあと実感させられます。

 

 男性だって育児がしたい

 平成28年の男女別の育児休暇取得率は

女性81.8%、男性3.16%

しかありません。

男性の育休取得率3.16% 16年度、過去最高 :日本経済新聞

 

しかし男性の約3割は育児休暇を取りたいと考えています。

 

f:id:yoshikiyachi:20180628214730j:plain

参考  男性の育休取得が激減…背景に「パタハラ」|出世ナビ|NIKKEI STYLE

 

30%の人は育休取りたいのに3%しか取れてないってマジ終わってませんか?

そんなんだったら企業側は女性は育休取れますってだけアピールしてないで、男の人も育休取れますよってちゃんと書いとけよ。

なんで女性だけ、育児休暇取らなあかんねん。

出産してすぐに仕事したい女の人だっているだろうし、

結局は女=育児

っていうステレオタイプの考え方から脱し切れてないんですよね。

本当がっくりですわ。

 

そもそも子供が少なくなったのは女性だけの責任か?

話はちょっと反れますが、現在会社で偉くなっている人ってかなり年齢がいってる人が多いです。

でそういう人たちってなぜか子供の数が少なくなっているのを女性のせいにしがちです。

例えば、

女性にとっては子供を産むことが一番の大切

15 - 50歳の女性の数は決まっている。産む機械、装置の数は決まっているから、あとは一人頭でがんばってもらうしかない

なんて発言が地位のある人から飛び出ています。

【大阪】中学校長が全校集会で暴言…「女性は2人以上産むことが最も大切。子育て後に大学へ」発言の波紋 - NAVER まとめ

 

なぜ子供を育てる、という重要なことを女性にだけ押し付けるのか。

そういう意味で日本はダメダメな国です。

本当に。

 

まじでもっと男性が子育てに参加することが当たり前、そして大企業こそがそういう動きを率先してしていってほしいものです。

 

といろいろ書いてきましたが今回はここまで!!!

ではでは!!!