【ドント・ブリーズネタバレありで】前作ほどの不気味さやホラー要素はないところが残念だったよ~(だたしスティーブン・ラングの筋骨隆々の身体には惚れた)
どうも、しがないサラリーマンのよしくんです。
今回はドント・ブリーズ2についてです。
ドント・ブリーズを観たときは、不気味な盲目の爺さんがめちゃくちゃ強くてしつこく主人公を追い詰めていく姿がターミネーターみたいでかなり印象に残っています。
なかなか衝撃的でした。
そんなドント・ブリーズにまさか続編が出るだなんて!!
続編出るほど人気だったのか・・・・。
でも前作はアイディア映画だったのに今作ではうまくいくのか?
そんなこんなで早速ドント・ブリーズ2を鑑賞してきましたので早速ネタバレありのレビューを書いていきます。
そもそもドント・ブリーズ2ってどんな映画?
ドント・ブリーズ2のあらすじを紹介します。
盲目の老人の家に盗みに入った若者たちが返り討ちに遭った惨劇から8年。老人(スティーヴン・ラング)はある少女の面倒を見ており、二人だけでひっそりと暮らしていた。ある日、家に謎の武装集団が押し入り、少女を連れ去ろうとする。危機が迫った彼女をめぐって、老人は自らの超人的な戦闘能力を駆使して敵と死闘を繰り広げる。
前作に引き続き盲目のスーパー爺さんを演じるのはスティーブン・ラングです。
なんと御年69歳(2021年現在)。
69歳であれだけいい体してたらどんな鍛え方しているんでしょうね。
こんなダンディな人に抱かれたい・・・・。
この映画ではほかにもブレンダン・セクストン3世やマデリン・グレイスなどが出演していますがまあスティーブン・ラング演じる盲目のおじいちゃんに比べれば全然影が薄いです。
ということで早速ネタバレレビューを書いていきます。
前作と今作で盲目老人の立ち位置が大きく変わっててビビった
前作では、人から物を奪うことに対して何とも思わない若い3人を盲目の老人が恐怖のどん底に追いやる描写をスリリングに描いていました。
真っ暗な家で侵入者を容赦なく殺し、地下室に女性を監禁し自分の子供を妊娠させる鬼畜さを持ち合わせ外に逃げても執拗に追ってくる執念深さは本当に恐怖でした。
強盗に入った3人が猛獣の巣の中に迷い込んでしまって必死に逃げなければならなくなり、その猛獣が実はターミネーターだったというぐらいの絶望を与えてくれます。
また映画の話が進めば進むほど、どんどん新しい事実が出てきて盲目の老人の異常さがどんどん際立ってくる演出もよかったです。本当によくもまあこんなこと思いつくなあと感心しました。
そんな前作を踏まえての今作なんですが前作の路線から方向性をできる限り変更して、盲目の老人を活躍させようとしています。
今作では盲目の老人が家が火事になり両親と離れ離れになったしまった少女と一緒に暮らしているところから物語は始まります。
今作の大まかなな流れとしては一緒に暮らしていた少女を謎の集団が誘拐したので盲目の老人が少女を救い出すために立ち上がる、という感じです。
この設定からも今作は前作を物語の方向性から大きく盲目の老人の立ち位置を変えてきています。
前作の異常でターミネーター張りの執念深さを持った盲目老人から、今作では大事な少女を助けるために立ち上がる正義のヒーローです。
しかも盲目だけどもほかの五感の機能を活かしてどんどん敵をなぎ倒していきます。
まあ話の内容としてはありがちなのですが、なんか無理に前作の方向性から盲目の老人の立ち位置を変えた感がぬぐえませんでした。あえて言うなら新鮮味を出すために無理に立ち位置を変えたようにしか見えなかったんですよね。
悪い奴らを殺していくのは爽快だったが果たしてドント・ブリーズ2でやるべきことだったのか
今回盲目老人がターゲットにしている武装集団は基本的に人間のクズ野郎ばかりなので、そいつらをどんどん殺していくのを観るのはカタルシスを感じました。
まあ殺し方も、目が見えないなりにいろいろ工夫していたのはなかなかの見どころでした。
盲目老人が自分の異常性に気が付いて自分の人生の贖罪として少女を育てたり、自分を犠牲にしてでも少女を助けようとします。
そういう観点でいえば盲目老人の罪に一つの区切りをつけた作品になっています。
それはそれでいいんですが前作で味わったあの絶望感や、ドキドキ感は全く今作では感じられませんでした。
前作で老人の家に侵入したはいいけど、殺されないように息をひそめて何とか逃げようとするけど、外に出られたと思ってもしつこく老人が追ってきてまた家の中に引きづり込まれるところとかは本当に絶望しかありませんでした。
どうやってこんなおっかない老人から逃げるんだ?って。
ところが、今回はその老人がヒーローになって(正確には勧善懲悪なヒーローではないですが)どんどん敵を倒していくってなんか安心して観れちゃってドント・ブリーズという映画に求めているものとは違う気がしました。
あえて続編を作ってまでやることなのかなあと思ってのが正直なところです。
なんか元軍人役の人多くない?
元軍人の鬼畜老人と戦わせるには元軍人じゃないと張り合いがないと考えたのか知らないですが元軍人が多すぎです。
まあそんなに本編には関係ないですが・・・。
しかしスティーブン・ラングの肉体には濡れました。
あれで69歳とは。
スティーブン・ラング本人は鬼畜老人とは違ってすごくいいひとっぽいです。
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ということでいろいろ書いてきましたがまあそこまで見た方がいいとは言えない映画でしたね。
今回はここまで。
ではでは!!!
【ネタバレ注意】ブックスマートはLGBTとスクールカーストと思春期特有の下ネタをうまくミックスしたシーザーサラダのような映画だったよ~
どうも、しがないサラリーマンのよしくんです。
今回はブックスマートに関して書いていきますよ。
今作に関しては全くノーマークだったのですがなんかえらく評価が高かったので観に行ってまいりました。
- ブックスマートって誰にお勧めできる映画?
- ブックスマートってどんな映画?
- 下ネタの中にちりばめられているジェンダーネタが秀逸
- 二人の掛け合いがまぶしすぎる件
- この物語はモリ―が多様な生き方を受け入れるまでの物語でもある
ブックスマートって誰にお勧めできる映画?
この映画をおすすめ出来る人はこんな人。
・下ネタが大好きな方
・若者特有の希望に満ち溢れた姿を観たい人
・マイノリティへの接し方に悩んでいる人
逆にこの映画をおすすめ出来ないのはこんな人ですかね。
・マイノリティを許容できない人
・下ネタや悪ノリが嫌いな人
・パリピ的なノリのやつとかがそこまで好きじゃない人
こんなところですかね。
結構好き嫌いが分かれる映画だと思います。
ブックスマートってどんな映画?
ブックスマートのあらすじはこんな感じ。
エイミーとモリーは幼少期からの親友で、高校生活最後の年を迎えていた。2年前、エイミーは同性愛者であることをカミングアウトした。現在、エイミーはライアンに片思いをしており、それを知ったモリーは「卒業前に告白するべきだ」とエイミーにアドバイスしていた。卒業式の前日、モリーはクラスメートたちがトイレで「ガリ勉のモリーはダサい」などと陰口を叩いている現場に出くわした。モリーはエール大学に進学することを勝ち誇ったが、彼女たちもまた名門大学に進学を決めていた。モリーはパーティー三昧の日々を送っていたはずのクラスメートが自分同様に名門大学への進学を果たしたという事実にショックを受け、「勉学に全てを捧げてきた自分の高校生活は何だったのか」と思い悩むようになった。モリーはエイミーを巻き込んで高校生活をエンジョイすることにし、手始めに、同級生の一人(ニック)が開催する卒業パーティーに参加することにした。エイミーは乗り気でなかったが、モリーの勢いに圧されたため渋々同行することにした。
引用
今作の主人公であるエイミーを演じるのは、ケイトリアン・ディーヴァー。
この方全然知らなかったんですが、映画デビューが12歳とかなり若い時からこの道に入っています。
これからが楽しみな若手俳優です。
そしてもう一人の主人公モリ―を演じるのはビーニー・フェルドスタイン。
なんかアメリカ映画って太っちょの女の人はボケ役のことが多いけど今作でも見事なギャグを連発してくれます。
彼女の代表作といえばレディ・バード(詳細は下記のHP参照)。
映画『レディ・バード』のネタバレあらすじ結末と感想。動画フルを無料視聴できる配信は? | MIHOシネマ
それでは内容に関してネタバレありの感想を書いていきます。
下ネタの中にちりばめられているジェンダーネタが秀逸
主人公は学校で勉強しかしてこなかったモリ―とその親友のエイミーです。
女子同士で下ネタのことをしゃべる人は結構いますが彼女たちも、かなりいける口です。
二人でポルノビデオを見だしたり、ネタで乱交パーティやSEXの話をしたり。
本当に二人とは気が合いそうです(笑)。
彼女たちの生活を垣間見ると僕たちの生活とはなかなか馴染みのないジェンダーへの認識の違いが描かれているんですよ。
一番驚いたのがモリ―がトイレの個室に入っているときに同級生に「モリ―は勉強ばかりしていてださい」という陰口を言われていたシーン。
その陰口をしゃべっているのは女の子と男の子なんです。
( ,,`・ω・´)ンンン?
なんで男の子もおるんや!!ここは女子トイレではないんか?
と調べていたらジェンダーニュートラルのトイレなんてものがあるみたいです。
マジでアメリカは進んでるな・・・・・。
しかし、女子トイレがめちゃくちゃ混んでいるのをよく見るので男性と女性を一緒にしたら男子が大便しにくくなるんじゃないかとか女子になんか嫌がらせと化する奴がいないかとかストーリーと全く違うところが気になりました。
こういうのがさらっとあるんですよね。
他にもエイミーが気になっている女性がいることを知っているモリ―が普通に早く告っちまえよとなんの違和感もなく言っているところや薬でラリッてしまった二人が人形になる幻想を観ながら性器がないからだを観て「理想的な身体だわ!!」とエイミーがしれっとしゃべるところとか特に特別感なく出してくるんですよね。
なんというかすべてのマイノリティが受け入れられているんですよ。
これが普通の映画であったらマイノリティの人たち一人一人にスポットを当ててなんか葛藤だったりどう自分を受け入れていくかだったりを描くんですが、この映画は全然そこの議論はもう終わっている前提でどんどん話が進んでいくんですよね。
ああ、こんな世界が本当にうらやましいです。
僕自信、性別で自分のマイノリティを決めつけられるのが非常に嫌なのでこの映画の世界に非常に憧れます。
二人の掛け合いがまぶしすぎる件
主人公二人の掛け合いを観ていてお互いのことを想っているというのが分かるんですよ。
パーティ用の衣装に着替えた際に、「最高すぎるわ!!」「めちゃくちゃかわいい!!」とお互いに褒め合いまくるんですよ。
また、パーティ会場に言う途中で恋バナになりエイミーが自虐的なことを言った際にいきなりモリ―がエイミーの頬を叩きます。
理由は自分の親友であるエイミーの悪口を言ったからだそうです(笑)。
これはまぶしすぎるくらいの友情です。
少しまぶしすぎてみているこっちが照れてしまいましたわ!!
この物語はモリ―が多様な生き方を受け入れるまでの物語でもある
この映画はLGBTネタやモリ―とエイミーの友情が結構クローズアップされていることが多いんですが、モリ―の成長も描かれています。
モリ―はガリ勉で生徒会長もやっており全く遊ばない学生生活を送ってきました。
それは、将来有名な大学に入って地位のある職種に就くという野望があったからです。
しかしそういう価値感がゆえに他人(特にパーティが大好きな同級生たち)を見下していました。
私はあなたたちが遊んでいる間も勉強に励んでいた。
その分、将来はあなたたちよりも報われるはず。
私はあなたたちとは違う。
そんな感じでどこか否定的な考えを持っていました。
しかし実際はパーティ三昧の同級生も自分と同じ大学に進学することや一流企業に就職することが発覚します。
モリ―はそこで自分の生き方が否定された気持ちになってしまいます。
結局、この映画で一番多様性を受け入れていなかったのはモリ―なんですよね。
しかし、この映画のいいところはモリ―が自分の生き方に固執するのではなく自分が否定していた生き方に飛び込んでいくところです。
そこで自分が否定してきた同級生のパリピたちが実は各々がいろいろな悩みや想いをもっていて皆が愛すべき一面を持っていたことを知ります。
そしてモリ―は徐々に、みんなを受け入れていきます。
こういうのって、結構勉強ができてプライドが高い子供とかに多いんですよね。
僕も無駄にプライドが高かったし、勉強も自分なりには頑張っていたので高校生だったときとかはモリ―と同じ気持ちでした。
なので彼女の姿にはすごく共感できるし、遊んでいる友達に嫉妬を抱くのもすごく分かります。
とまあ、結構いろいろ書いたけど小さいお子さんにはおすすめしないと。
刺激が強すぎるので。
ということで今回はここまで!!
ではでは!!
【ネタバレ注意】映画2分の1の魔法は無難な作りでさすがピクサーだなあと思ったよ~
どうも、しがないサラリーマンのよしくんです。
今回は2分の1の魔法です。
なんかCMでスキマスイッチの全力少年が流れていて気になっていた作品です。
今作はコロナの影響で延期になってしまっていたのですが満を持して公開ということで初日に観てまいりました。
- 2分の1の魔法ってどんな映画
- 家族の絆と最後まであきらめないことの大切さを描いたピクサーらしい映画
- イアンにとってお父さん以上に大切な存在が誰かを気づかせてくれる過程がよかった
- 地味に近藤春奈演じる母親がいい味出していた
2分の1の魔法ってどんな映画
まずはこの映画のあらすじから、
科学技術の進歩に伴い、この世から魔法という存在は徐々に消え去っていた。しかし、イアンという少年には、隠れた魔法の才能があった。心優しく家族思いだが、あまり物事がうまくいった試しがないイアン。そんな彼には、密かな夢があった。それは、自分が生まれる前に亡くなった父親に会うこと。そんな夢を叶えるべく、彼は16歳の誕生日の日にとある行動に出る。それは、母親が遺した魔法の杖で、父親をこの世に蘇らせること。24時間だけ父親を生き返らせる魔法を使ったイアンだったが、その魔法は残念ながら失敗。なんと、父親が半分だけの姿で復活してしまったのだ。諦めきれないイアンは、兄のバーリーと共に、父親を完全に蘇らせるための旅に出かける。
引用
今作は時間の都合上吹き替えを観てきました。
主人公イアンの声を担当しているのは志尊淳。
ドラマとかならよく見かけるのですが、声優としては果たしてどうなのか。
そしてイアンの兄バーリーの声を担当するのは城田優。
こちらも全く声優の実力派未知数。
ちなみに字幕版の声優はトム・ホランドとクリス・ブラット
とかなり豪華なキャストになっています(字幕版の方がよかったかな)。
そして二人のお母さん役の声をハリセンボンの近藤春奈が担当。
映画を観終わってから近藤春奈が声を担当しているって知ったんですがマジで似てますね。
これが本当の顔採用ってやつですか。
エルフの母親じゃね~よ。
久しぶりのピクサーアニメはどんな出来になっているんでしょうか。
家族の絆と最後まであきらめないことの大切さを描いたピクサーらしい映画
ストーリーは魔法が存在する世界が舞台になります。
しかし魔法は扱うのが難しく、だれでも扱える科学技術が発展したためみんな魔法の存在を信じなくなっていました。
そんな世界観の中で暮らしている主人公がエルフ族のイアンです。
このイアンがすごく内気なキャラなんですよね。
めちゃくちゃ自分の思っていることを表現できないんですよ。
友達を自分の誕生日パーティに誘うのが怖くてなかなか話しかけられなかったり、朝ご飯を食べようと思ってパン焼いていたら元気いっぱいで楽観的な兄貴にいろいろちょっかいを出されてなかなかご飯を食べられなかったり。
そんな感じで自分がやりたいと思っていることや思っていることを表現することが非常に苦手な人イアンに対して、兄のバーリーは自分の好きな魔法や歴史に熱中しておりそれをなんの恥ずかしさもなく人に発信しています。
例えば魔法の歴史的観点から重要な泉の遺跡が取り壊されることになるとその前に、一人で座り込んで取り壊しに反対と声を上げるぐらい魔法を愛しています。
そのぐらい自己主張が激しく自分が好きなことを好きなようにしているバーリーですが、弟のイアンに対してはこれでもかと自分の趣味を語ったりいたずらしたりと結構やりたい放題しています。
まあ、嫌な奴ではないですがちょっとうざいなあと思ってしまうようなキャラクターです。
そして結構変わり者でもあるのでイアンは兄をあまり人に紹介したくないとすら思っています。
そんな凸凹兄弟が亡くなった父親が残した魔法の杖を使って父親をよみがえらせようとします。
お父さんが遺言で杖と復活の呪文をイアンが16歳になったら二人に渡すように言ってあったのです。
まずは魔法オタクのバーリーが呪文を唱えても全く何も起こりません。
しかし、イアンが杖を持って呪文を唱えるとお父さんが半分蘇ります。
そうなんです、イアンには魔法の才能があったんです。
しかし下半身半分しかよみがえらすことが出来ず、しかも蘇りの呪文の効果は24時間後には消えてしまう。
完全によみがえらせるには魔法の石が必要なので、その石を探しに兄弟二人で旅立ちます。
その旅の中でイアンは魔法使いとしては半人前ながらも、バーリーの圧倒的知識のおかげで魔法がどんどん上達していきます。
そんな感じでお互いを高め合っている二人ですが、旅の途中何度も衝突します。
基本的にバーリーは直感で動くので合理的なイアンとすぐに喧嘩してしまいます。
また旅の途中でイアンが本心ではバーリーのことを厄介者と思っていることが露呈してしまい二人の仲が悪くなってしまうという場面もあります。
しかし喧嘩をするたびにお互いの絆を深め合いそれが、イアンの魔法の上達という目に見える形で変わっていきます。
そこら辺の描き方がピクサーらしくしっかりと丁寧に描かれています。
イアンにとってお父さん以上に大切な存在が誰かを気づかせてくれる過程がよかった
イアンはいつかお父さんといつか会いたいと願っています。
そして魔法を使ってお父さんを半分だけよみがえらせた際には、お父さんとやりたいことリストを作成しそれを実現させることを目標に冒険に挑みます。
しかし冒険も終盤になりそのリストを振り返ってみたら、あれ?大体はもうやっているぞということが分かります。
そのリストを一緒にやったのは父さんではなく、バーリーであることに気が付くのです。
ここら辺でうるっと来てしまいました。
今まで疎ましくさえ思っていたお兄さんが非常に重要であると再認識できたこのシーンはこの映画の中で一番重要なシーンだと思います。
お父さんも大事だけどいつも自分のそばに寄り添ってくれていた兄の方が今の自分にとっては一番大事だということが分かります。
そして最後、魔法が消える時間まで数分というところでイアンは手に入れた魔法の石を使って父を完全に復活させることに成功します。
少しずつ出来上がっていくお父さんの体。
しかし復活の石を守るドラゴンが目を覚ましイアンとバーリーに襲い掛かります。
そこでイアンは自分が犠牲となってドラゴンと戦いバーリーにお父さんと会ってしゃべるように促すのです。
結局ドラゴンを倒すも、イアンは復活したお父さんとはしゃべれずに時間がきてしまいお父さんは消滅してしまいます。
だけどバーリーは少しだけですがお父さんとしゃべることが出来ました。
そしてお父さんからイアンのことを愛していると伝えてくれと言われたことをバーリーがいいます。
僕は兄弟がいないので兄弟の絆みたいなものがあまりピンと来ないのですが、彼らを観ていると兄弟ほしかったなと感じさせられました。
まあ隣の芝生は青く見えるというやつですね。
地味に近藤春奈演じる母親がいい味出していた
この母親がなかなかいい味出しているんですよね。
彼女の日課はテレビを使ってビリーズブートキャンプみたいなことをやっていたり、ケンタウロスで警察官の恋人がいたりと結構充実した時間を過ごしています。
でも二人の子供イアントバーリーのこともしっかり愛しており、二人が危険になったときは命がけで守る気概も見してくれます。
しかし、声が近藤春奈なんてすごくビックリしました。
だってマジで似てるんですもん。
ただ劇中ではそれほど違和感なく聞けたので安心しました。
とまあいろいろ書いてきましたが、ピクサーらしくいろいろなことがまとまって作られた映画でした。
家族で観に行くにはちょうどいい作品だと思います。
ということで今回はここまで!!
ではでは!!
【ネタバレさせてください】映画糸は平成元年生まれの人にはとても共感できるのですごくおすすめだよ~
どうも、しがないサラリーマンのよしくんです。
今回は映画糸についてです。
糸といえば中島みゆき。
た~ての糸はあ~な~た。
よ~この糸はわ~た~し。
マジで名曲ですわ。
この曲にインスパイアされて作られた作品が今作。
今作ですが正直、想像以上によかってです。
ということで早速書いていきます。
- 映画糸ってどんな映画
- 映画糸はこんな人におすすめ
- 平成元年生まれの僕からしたら登場人物たちに感情移入しまくりでした
- 涙腺崩壊のピークは榮倉奈々演じる香の死別と香の子供が描かれる過程
- 一方、葵サイドはそんなに感情を揺さぶられるポイントがなかった
- 平成最後の日の漣と葵のくだりは蛇足としか感じられなかった
- 小松菜奈が白すぎて日焼けしないか不安だった
映画糸ってどんな映画
まずは映画糸のあらすじについて。
平成13年、北海道。13歳の高橋漣と園田葵は出会い、お互いに惹かれ合う。葵は養父から虐待されており、心身ともに深い傷を負っていた。漣は葵を守るために駆け落ちをするが、すぐに警察に見つかり離れ離れになってしまう。そして、そのまま葵は母親と共に引っ越していった。
平成21年、東京。漣は地元のチーズ工場で一生懸命に働きながらも、心のどこかで葵のことが忘れられずにいた。そんな時、友達の結婚式に出席するために訪れた町で、葵と運命的な再会を果たす。しかし、大人になった二人には、それぞれ自分が決めた歩むべき道があった。漣は北海道に戻り、葵は世界へと羽ばたいていった。
平成28年、シンガポール。漣と葵の道が再び交差しようとしていた。
引用
今作の主人公漣を演じるのは今ノリに乗っている俳優菅田将暉。
彼の作品としてはアルキメデスの大戦ぐらいしか見たことがなくて、なんか歌も演技もマルチでできる人ぐらいの認識しかなかったんですが、今作の彼はよかった。
いろいろ語りたいのですがそれは後程。
そんで今作のもう一人の主人公葵を演じるのは小松菜奈。
彼女の作品は渇きぐらいしかみたことがありませんでした。
あの作品からかなり成長されていて今作ではどんな演技を見せてくれるのか楽しみです。
菅田将暉や小松菜奈意外にも今作では豪華キャストが出演しています。
まずは、葵と恋人になる水島を演じる斎藤工。
いや~、男の僕から観てもすごい色気があります。
昼顔を思い出します。
くそ~、葵がうらやましいぜ。
お次は漣の妻の香役を演じる榮倉奈々。
CMでガンの治療っぽいシーンがあるから途中で亡くなるのかなと思っていたら案の定・・・。
よく考えたら榮倉奈々主演の映画って見たことないことに気が付きました。
(ドラマはあるけど)
その他にもまだまだいます。
まずは漣の幼馴染役を演じる成田凌。
映画スマホをお落としただけなのにで見せたあの狂った演技を見せてくれた彼が今作でも連の相談役としていい味出してくれています。
そして葵の仕事仲間役に山本美月。
思えば桐島、部活やめるってよに出てきたスクールカースト上位を演じていた彼女も立派な女性になりましたね。
他にも二階堂ふみや松重豊、倍賞美津子などが出ています。
そんなこんなでかなり豪華なキャストを集めた今作の感想を書いていきます。
映画糸はこんな人におすすめ
この映画は登場人物にいかに感情移入できるかが重要だと思います。
なのでお勧めの人は、
・昭和の終盤及び平成のはじめらへんに生まれた人
・最近結婚して子供とかほしいなあと思っている人
逆にこんな人にはおすすめできません。
・過去の恋をずっと心に秘めているのなんてありえない、とか思っている人
平成元年生まれの僕からしたら登場人物たちに感情移入しまくりでした
主人公漣と葵は平成元年生まれ。
物語は彼らが12歳で出会ってから平成が終わる31歳までの軌跡が描かれます。
その過程を平成で起こった出来事に関連付けながら描いていきます。
そんなストーリーが同じ平成生まれの僕からしたらもう懐かしさ満点なんですよ。
劇中で大学生の葵が付き合っていた水島がリーマンショックのせいで行方をくらましたし描写や東日本大震災で自分の親族が無事で喜ぶシーンなど懐かしくて非常にノスタルジーを感じさせられました。
ああ、リーマンショックの時は僕も大学生で、新しいことにいろいろ挑戦できて楽しかったなあとか東日本大震災の時は自分の実家が岩手だったのですごく心配したことを思い出したりしました。
そんな昔の感情が思い起こされ、しかも劇中の人たちも同じ気持ちになっていたことが分かり余計に感情移入してしまいました。
なので彼ら(特に漣役の菅田将暉)が泣いている場面では僕も涙が出る出る(笑)。
もう、観ている間は僕も気分は菅田将暉演じる漣です(ファンの方すいません)。
涙腺崩壊のピークは榮倉奈々演じる香の死別と香の子供が描かれる過程
個人的な涙腺崩壊ポイントは、漣が香(榮倉奈々)と死別するところです。
えっ?
葵と結婚するんじゃないの?
と思われる人もいるかもしれませんが、葵と漣は中学の時に引き離されてそれぞれ違う道を歩みます。
お互い心の隅には、まだ気持ちがくすぶっていながらもそれぞれ別の人と恋愛していきます。
そんで漣が結婚したのは香。
そんで香は漣との子供を出産するもガンに冒されているいることが発覚し若くして亡くなってしまいます。
先の章でも書きましたが、もう自分の心は漣と同期しているので漣が泣いているのを見ると自分も涙が出てきてしまうんですよ。
しかも僕も妻を持ったばかりなので余計、シンパシーを感じてしまいました。
そして香が残した子供をすごく愛情をもって育てている漣君をみてまた号泣(笑)。
香が亡くなる前に、娘に泣いている人がいたら抱きしめてあげなさいという言っていたのをけなげに守っている姿を見てまた号泣(笑)。
もうここら辺は涙で画面がほとんど見えませんでした。
一方、葵サイドはそんなに感情を揺さぶられるポイントがなかった
漣側のストーリーは心揺さぶられまくって脱水症状になっていたのですが、葵サイドの物語はそれほど感情が揺さぶられませんでした。
というのも結構葵の方が自分があまり経験してこなかった人生を送っていたのであまり感情移入が出来ませんでした。
そもそも彼女は母親の恋人から暴力を振るわれ、大学に行きたいがお金がないので水商売を始めます。
その時に知り合った成金社長の水島と恋愛関係になります。
この時点でそんな波乱万丈な人生を送ってこずに普通に高校から大学に進学した僕としてはなかか感情移入しにくくなっていました。
そこから葵は水島に捨てられ、日本ではなく海外で活躍したいという想いからシンガポールに行き起業して成功しますが同僚(山本美月)に騙されて一文無しになります。
この時点でもう、なんか本当に映画の中のお話を観ている気がして何の感情移入も出来なかったです。
ただいろいろな人に騙され、人間関係に疲れた葵が故郷の北海道に戻り子供のときに食べた近所のおばちゃんのご飯を食べながら泣くシーンは感動できました。
仕事でいろいろ大変な目にあったときに故郷で母親の味を感じたらホッとするよなあと共感できたからです。
とまあ結局はその人に共感できるかどうかがこの映画で感動できるかできないかを分けています。
平成最後の日の漣と葵のくだりは蛇足としか感じられなかった
漣は妻と死別し子供と暮らしながらチーズ工場で懸命にチーズ作りに励みます。
一方、葵は恋人に逃げられ友人にも騙されてすべてを失います。
そして昔お世話になった近所のおばあちゃんのご飯を食べに、故郷に戻ります。
そんな二人が平成最後の日に出会うんですけど、まあなんかすごくそこらへんが強引なんですよね。
まあこっちからしたら、二人がくっついて終わりにしたいんだろうなあっていうのが見え見えなんですよ。
漣としては、葵が故郷に帰っていることはわからないはずなのになんでそんなことで帰ってきているってわかるの?
っていう不自然さがラストに目立ち始めてます。
それまですごく自然な流れで感情移入していたのに、なんか違和感を感じてしまいました。
完全に勢いで流れを作ろうとしていて蛇足だと思います。
というか糸という歌の趣旨に合ってないように思いました。
エンドクレジットで二人の結婚式の風景も流れるんですが、あれもなんかやりたいだけじゃないかな感が強かったです。
途中までめちゃくちゃ良かったのに最後流れが自然じゃなかったのが残念です。
まあ、それまでにかなり感情移入していたので不自然な流れで漣と葵がくっついてもうるっときてしまったんですがね(笑)。
小松菜奈が白すぎて日焼けしないか不安だった
映画の内容とは全く関係ないですが、シンガポールで葵が起業をして成功していくシーンがあったんですが小松菜奈の肌が白すぎてまじで日焼けしないか不安でした。
まあ日焼けしてなかったんでよかったですが(笑)。
というか今書いていて気づいたんですが、全く日焼けしてないのって逆に不自然ですよね。
まあこれも蛇足ですが(笑)。
ということでいろいろ書いてきましたが、30前後で最近結婚した人には是非見ていただきたい作品です。
まあ最後は少々強引でしたが感情移入出来ればすごく面白い作品です。
ということで今回はここまで!!
ではでは!!
【ネタバレしちゃうぞ】アルプススタンドのはしの方は伏線を張りまくって学生時代カースト下位だった僕には面白かったよ~
どうも、しがないサラリーマンのよしくんです。
今回は、アルプススタンドのはしの方という映画です。
監督はなんとピンク映画で有名な城定秀夫。
代表作は性の劇薬という映画です。
詳しくは下記にHPを参考にしてね。
映画『性の劇薬』のあらすじ・感想・評判・口コミ(ネタバレなし) | MIHOシネマ
なんか最近、SNSでこの映画が話題になっていたので早速観てまいりました。
- アルプススタンドのはしの方ってどんな映画?
- この映画がおすすめ出来る人は
- 教室のはしの方にいた僕としては共感しまくりなんですけど
- 地味に張っている伏線がどんどん回収されていき新しい気付きが次々と得られる快感を味わえる
- 最後のみんなで一体となって応援している姿にも共感してしまった
アルプススタンドのはしの方ってどんな映画?
サクッとあらすじを紹介。
夏の甲子園の一回戦・・・演劇部員の安田あすはと田宮ひかるは、賑わう応援団を横目にアルプススタンドのはしの方に席を取る。少しすると二人の近くに元野球部員の藤野富士雄が座った。そして少し離れた所には、成績優秀だが人付き合いが苦手な宮下恵が立って観戦していた。彼らは強豪チーム相手に苦戦する母校の姿にどこかで「格上だから、しょうがない」と思っていたが、試合が進むにつれて少しずつ本音を吐露し始める。試合が終わった後、果たして四人は何を思うのか?
引用
ということで高校生活で何か上手くいっていない4人の高校生に焦点を絞って彼らの心境の変化を描いた作品です。
メインの登場人物は主に4人の生徒と1人の先生です。
まずは演劇部の部長安田役を演じているのは小野莉奈です。
本作の舞台版でも同役を演じている彼女。
今後の期待が楽しみですな。
そして同じく演劇部田宮役を演じているのは西本まりん。
もちろん彼女も舞台版で同じ役を演じています。
こちらもなかなか将来性のある俳優さんです。
(というか知っている人が今作でも一人もいなかった汗)
主人公4人のうちの三人目。
もと野球部でみんなに野球のルールを解説する藤野を演じているのは平井亜門。
いや~、最近の若い子はマジでわからない。
個人的には好きな顔です(なんの話?)。
主人公4人目はがり勉で友達のいない宮下役の中村守里。
アイドルのようです(すいません、全く存じあげずに汗)。
そして、熱血教師の厚木先生を演じるのは目次立樹さん。
演劇で活躍されている方です。
厚木先生ほど物語の序盤で暑苦しい役で出てきたにも関わらず最終的には印象ががらりと変わった役はなかなかみてないと思います。
ということでほとんど知らない俳優さんたちでした(笑)。
それでは物語をいかに面白く見せるかということにこだわった作りだった本編を書いていきたいと思います。
この映画がおすすめ出来る人は
この映画をおすすめ出来る人は下記になります。
・なんかみんなで何か一つのことに夢中になって
一体感を感じるのが好きな人
・学校時代にスクールカーストの下位にいた人
・伏線をキレイに回収している映画を見たい人
逆にこんな人にはおすすめしません。
・スクールカースト上位の人
・予算をつぎ込んでいない映画が嫌いな人
・野球が嫌いな人
こんなところですかね。
では実際に中身について書いていきます。
教室のはしの方にいた僕としては共感しまくりなんですけど
この映画は学生時代に教室のはしの方にいた人ほど共感できる映画になっています。
ていうか僕がそうでした。
物語の舞台は甲子園球場(実際の甲子園では撮影してないけどwww)。
夏の甲子園に出場を果たした埼玉の公立高校に通う生徒たちが、野球部の応援をアルプススタンドのはしの方からかったるそうに野球部を応援しているところから物語が始まります。
もともと野球に興味のない生徒たち。
そんな彼らから出てくるのは愚痴ばかり。
暑い。
帰りたい。
なんで野球部だけ全員で応援しなきゃいけないの?
なめてんの?
ていうか、野球部ってだけでなんであんなに偉そうなの?
ていうかあの先生まじでうざいんだけど。
(*・ω・)(*-ω-)(*・ω・)(*-ω-)ウンウン♪
めちゃくちゃ分かるわ!!!
僕が通っていた学校は別に甲子園に出場しなくても県大会の試合ですら全校生徒全員で参加させられたのを今でも覚えています。
そん時は、正直授業さぼれてラッキーという気持ちとくそ暑いのになんで野球部だけ応援しなければあかんの?
とか思ってたなあ、とこの映画を観て思い出させられました。
ただし映画みたいに別にスタンドの端っこに座っていたわけではないですが笑。
こんな感じでこの映画は当時決してクラスの中心でわいわいやっていなかった人にとっては、
それ分かる、分かる!!
という場面の連続なんですよね。
凄く共感できるんですよ。
そんな昔の自分を懐かしむ機会をこの映画は与えてくれます。
地味に張っている伏線がどんどん回収されていき新しい気付きが次々と得られる快感を味わえる
この映画の特徴としてカメラはすべてスタンド側に向けられています。
だから一回も選手がプレーしているところが出できません。
なので観ている方は音と吹奏楽の音楽とスタンドで応援している安田たちの台詞でしか試合展開を予想するしかないんですよ。
これがまた、観ている方の妄想を掻き立てるんですよね。
そして実際にプレーしている人たちに関しても、スタンド側で応援している安田たちの台詞からしか情報を得ることが出来ません。
そして野球を見ながらみんな話しているので、話題の中心が野球部のエースでプロのスカウトに目をつけられている園田だったりずっと補欠だったけど常に練習を頑張っている矢野とかになってしまいます。
とにかく会話の話題の8割は野球についてです。
しかし彼らは試合に出ていたりベンチに座っていたりするので実際に画面上には一切出てきません。
まさに桐島、部活やめるってよで桐島についてみんなが話題にしているのに当の桐島が全く出てこない構図にすごく似ているんですよね。
しかもその画面に出てこない彼らについて言及している台詞が伏線になっており後々回収されていきます。
あれ?あのセリフも伏線だったの?
って感じです。
そしてその言葉の点と点がどんどんつながっていき線になっていきます。
そしてグラウンドで戦っている野球部を含めて登場人物たちの人間関係が分かったときに何か靄から脱出したような達成感を味わうことが出来ます。
映画終盤のミスリードもよかったです。
プロローグで甲子園で負けてしまったけど、なんか一体感が得られてそれぞれの悩みを解決?というか吹っ切れた主人公4人が卒業して久しぶりにプロになった同級生の試合を見に来るシーンがあります。
そこで僕は最初、園田がそのままプロになったのでその試合を見に来たのかと思ったのですが・・・・。
ここでも選手の映像は一切映らないので、観客は台詞から予想するしかありません。
そういうスタンド側しか移さないという前提条件をこれでもかと使っている作品でした。
最後のみんなで一体となって応援している姿にも共感してしまった
僕がこの映画に共感した場面がもう一つあります。
最後に試合に熱中してみんなで応援するシーンです。
これは、9回の裏にツーアウト満塁で今までベンチだった矢野が代打か何かでバッターとして登場した場面になります(ここはあんまり覚えてないです、すいません)。
まあいきなりこの場面が出てきたらそんなに盛り上がらないのですが、ここまで矢野がどんな奴か(野球が下手でバッティングのフォームがおかしいけど練習はめちゃくちゃしてる)とかいろいろな人がたくさんの苦労をしてきた過程があってこそのあの場面なので応援せざるを得ないんですよね。
というかあの場面なら希望を抱かざるを得ない。
だから応援したくなるんでしょうね。
これも、僕が高校時代に県大会で応援したいたときに最初は全く応援やる気なかったんですが、今回の映画みたいに一発で逆転できるみたいな展開になったときにすごく応援したくなったし、めっちゃ応援したのを覚えています。
まあげんきんなやつですが(笑)。
今回、
主人公たちもいろいろ悩みを抱えていて希望を持つことをためらうようになってしまっていたのが甲子園の試合を通して希望を持てるようになる、その過程を描いた物語
というのがこの映画の本質です。
とまあなんかいろいろ学生時代の荒んでいた時代を思い出してしまいましたが、そういう人ほどこの映画はハマるのではないかと思います。
ということで今回はここまで!!
ではでは!!