【ネタバレありでアゲアゲ】フリー・ガイを観たらモブキャラ(NPC)を殺すのは控えようという気になったよ~
どうも、しがないサラリーマンのよしくんです。
今回はフリー・ガイについてです。
CMを観ただけでは全く興味がわかなかったのですがSNSを観たらすごく高評価なので
観てきました。
今回はライアン・レイノルズがどんな演技を見せてくれるのか。
それでは早速書いていきます。
フリー・ガイってどんな映画?
フリー・ガイのあらすじは下記になります。
銀行の窓口係として働くガイは、ある日強盗に襲われてしまう。しかし、実はそれは初めてのことではなかった。なんと、彼は毎日、強盗に襲われ続けていたのである。実は彼は、大人気ゲーム『フリー・シティ』に登場するモブキャラだったのだ。オンライン参加型アクションゲームである本作は、ルール無用の激しいアクション、プレイヤーの自由度が高いことが売り。自分がゲームの登場人物であるということに、謎の女性との出会いを通して知ったガイ。自分の退屈な毎日に嫌気がさしたガイは、なんと強盗を返り討ちにし、自分の好きなように動き出してしまう!勝手にゲーム内の平和を守るために動き出したガイだったが……?
引用 映画『フリー・ガイ』のあらすじ・感想・評判・口コミ(ネタバレなし) | MIHOシネマ (mihocinema.com)
今作の主人公でモブキャラのガイを演じるのはライアン・レイノルズ。
代表作はデッドプールシリーズです。アクションやコメディ映画への出演が多いイメージです。
結構優しい顔をしているのと顔の筋肉をふんだんに動かした顔芸でみんなを笑わせてくれます。
(下の写真は妻のブレイク・ライブリーと一緒の写真)
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そしてヒロインのミリーを演じるのはジョディ・カマーです。
このミリーはガイたちが生活しているフリー・シティののもととなるゲームを開発したエンジニア役です。
ジョディ・カマーはイギリス出身で新進気鋭の女優さんです。
あんまり彼女の出演作を知らないんですが、今後活躍が期待される俳優ですね。
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そしてミリーと一緒のフリー・シティの基となるゲームを開発したエンジニア役としてジョー・キリ―が出演しています。
彼の出演作といえばネットフリックスで人気のストレンジャー・シングスになります。
今作では優秀なITエンジニアを演じているのでストレンジャー・シングスでは見ることができなかった彼の顔を観ることができます。
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そして本作の悪役はタイカ・ワイティティが演じています。
彼はコメディアンや俳優、そして映画監督としても活躍しています。
マルチな才能の持ち主ですね。
うらやましい。
とまあ結構多彩なメンツが出演しているフリー・ガイについてネタバレありの感想を書いていきます。
テレビでやっているCMではフリー・ガイの良さを全然伝えきれていない
僕は当初フリー・ガイを全く見たいと思わなかったんですよ。
というのもCMの作り方がいまいちすぎて全く面白そうに感じなかったんですよね。
あのCMだったらなんか子供向けのしょうもないファンタジーコメディ映画かなと思ってしまいますよ。
SNSがなかったら絶対に見に行ってませんでした。
SNS万歳!!
既視感があるストーリーなのにライアン・レイノルズの顔芸にどんどん引き込まれていく
ストーリーはいたって単純。
ゲームの中のモブキャラがある女性プレイヤーキャラを好きになったことから自我をもってプログラムされていない行動を起こすようになりゲームの世界を破壊しようとする輩に立ち向かうというストーリー。
なのでストーリー自体はこれまでの名作のいいところどりをしたような形になっています。
もう既視感満載です。
最近の映画でいうとレディプレイヤー1やモブキャラたちがどんどん殺される描写はグランド・セプト・オートを思い出させます。
というか絶対意識しています。
また自分がゲームのキャラクターと自覚しながら自分のキャラ設定を打ち破るというストーリー自体はシュガーラッシュを彷彿させます。
そんな既視感満載の映画なんですが、そんなストーリーでも新鮮な気持ちで見ることができたのはライアン・レイノルズの豊かな顔芸のおかげだと思います。
結構、かわいい顔してますしね。
ライアン・レイノルズは。
ライトセーバーやキャプテン・アメリカの盾を出せるのはディズニーの為せる技だけどもそこが一番の盛り上がりっていうのは…
この映画で一番テンションが上がったのが、敵が用意しためちゃくちゃマッチョでライアン・レイノルズの顔をした敵キャラのデュードが出てきて主人公のガイと戦った場面です。
マッチョですごいパワーを持ってるNPCに対して劣勢のガイですが、起死回生出だしたのがキャプテン・アメリカの盾!
そして、ハルクの腕とライトセーバー!!
しかも、そのゲーム中継をどっかからクリス・エヴァンスがしっかり見てるというサプライズ出演。
これは、映画好きにはたまらない展開!!
全部ディズニーだから調整溶かしやすいんだろうなあとか思ってしまいました。
しかしデュードの肉体には惚れましたわ。
抱いてほしい!!
とまあテンションが一番上がったのはデュードとガイの戦いの場面で後はあんまり気がのってこなかったんですよねー。
ただし、全然いい話題が出てこない昨今の世の中だからこそこういう何も考えなくてもいい映画を見るべきかも。
ということで今回はここまで!!
ではでは!!
【ドント・ブリーズネタバレありで】前作ほどの不気味さやホラー要素はないところが残念だったよ~(だたしスティーブン・ラングの筋骨隆々の身体には惚れた)
どうも、しがないサラリーマンのよしくんです。
今回はドント・ブリーズ2についてです。
ドント・ブリーズを観たときは、不気味な盲目の爺さんがめちゃくちゃ強くてしつこく主人公を追い詰めていく姿がターミネーターみたいでかなり印象に残っています。
なかなか衝撃的でした。
そんなドント・ブリーズにまさか続編が出るだなんて!!
続編出るほど人気だったのか・・・・。
でも前作はアイディア映画だったのに今作ではうまくいくのか?
そんなこんなで早速ドント・ブリーズ2を鑑賞してきましたので早速ネタバレありのレビューを書いていきます。
そもそもドント・ブリーズ2ってどんな映画?
ドント・ブリーズ2のあらすじを紹介します。
盲目の老人の家に盗みに入った若者たちが返り討ちに遭った惨劇から8年。老人(スティーヴン・ラング)はある少女の面倒を見ており、二人だけでひっそりと暮らしていた。ある日、家に謎の武装集団が押し入り、少女を連れ去ろうとする。危機が迫った彼女をめぐって、老人は自らの超人的な戦闘能力を駆使して敵と死闘を繰り広げる。
前作に引き続き盲目のスーパー爺さんを演じるのはスティーブン・ラングです。
なんと御年69歳(2021年現在)。
69歳であれだけいい体してたらどんな鍛え方しているんでしょうね。
こんなダンディな人に抱かれたい・・・・。
この映画ではほかにもブレンダン・セクストン3世やマデリン・グレイスなどが出演していますがまあスティーブン・ラング演じる盲目のおじいちゃんに比べれば全然影が薄いです。
ということで早速ネタバレレビューを書いていきます。
前作と今作で盲目老人の立ち位置が大きく変わっててビビった
前作では、人から物を奪うことに対して何とも思わない若い3人を盲目の老人が恐怖のどん底に追いやる描写をスリリングに描いていました。
真っ暗な家で侵入者を容赦なく殺し、地下室に女性を監禁し自分の子供を妊娠させる鬼畜さを持ち合わせ外に逃げても執拗に追ってくる執念深さは本当に恐怖でした。
強盗に入った3人が猛獣の巣の中に迷い込んでしまって必死に逃げなければならなくなり、その猛獣が実はターミネーターだったというぐらいの絶望を与えてくれます。
また映画の話が進めば進むほど、どんどん新しい事実が出てきて盲目の老人の異常さがどんどん際立ってくる演出もよかったです。本当によくもまあこんなこと思いつくなあと感心しました。
そんな前作を踏まえての今作なんですが前作の路線から方向性をできる限り変更して、盲目の老人を活躍させようとしています。
今作では盲目の老人が家が火事になり両親と離れ離れになったしまった少女と一緒に暮らしているところから物語は始まります。
今作の大まかなな流れとしては一緒に暮らしていた少女を謎の集団が誘拐したので盲目の老人が少女を救い出すために立ち上がる、という感じです。
この設定からも今作は前作を物語の方向性から大きく盲目の老人の立ち位置を変えてきています。
前作の異常でターミネーター張りの執念深さを持った盲目老人から、今作では大事な少女を助けるために立ち上がる正義のヒーローです。
しかも盲目だけどもほかの五感の機能を活かしてどんどん敵をなぎ倒していきます。
まあ話の内容としてはありがちなのですが、なんか無理に前作の方向性から盲目の老人の立ち位置を変えた感がぬぐえませんでした。あえて言うなら新鮮味を出すために無理に立ち位置を変えたようにしか見えなかったんですよね。
悪い奴らを殺していくのは爽快だったが果たしてドント・ブリーズ2でやるべきことだったのか
今回盲目老人がターゲットにしている武装集団は基本的に人間のクズ野郎ばかりなので、そいつらをどんどん殺していくのを観るのはカタルシスを感じました。
まあ殺し方も、目が見えないなりにいろいろ工夫していたのはなかなかの見どころでした。
盲目老人が自分の異常性に気が付いて自分の人生の贖罪として少女を育てたり、自分を犠牲にしてでも少女を助けようとします。
そういう観点でいえば盲目老人の罪に一つの区切りをつけた作品になっています。
それはそれでいいんですが前作で味わったあの絶望感や、ドキドキ感は全く今作では感じられませんでした。
前作で老人の家に侵入したはいいけど、殺されないように息をひそめて何とか逃げようとするけど、外に出られたと思ってもしつこく老人が追ってきてまた家の中に引きづり込まれるところとかは本当に絶望しかありませんでした。
どうやってこんなおっかない老人から逃げるんだ?って。
ところが、今回はその老人がヒーローになって(正確には勧善懲悪なヒーローではないですが)どんどん敵を倒していくってなんか安心して観れちゃってドント・ブリーズという映画に求めているものとは違う気がしました。
あえて続編を作ってまでやることなのかなあと思ってのが正直なところです。
なんか元軍人役の人多くない?
元軍人の鬼畜老人と戦わせるには元軍人じゃないと張り合いがないと考えたのか知らないですが元軍人が多すぎです。
まあそんなに本編には関係ないですが・・・。
しかしスティーブン・ラングの肉体には濡れました。
あれで69歳とは。
スティーブン・ラング本人は鬼畜老人とは違ってすごくいいひとっぽいです。
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ということでいろいろ書いてきましたがまあそこまで見た方がいいとは言えない映画でしたね。
今回はここまで。
ではでは!!!
【ネタバレありで】竜とそばかすの姫は既視感満載で主人公を観ていたら自己肯定感の低いしがいないサラリーマンはカタルシスを感じてしまったよ~
どうも、しがないサラリーマンのよしくんです。
夏です。アニメです。細田監督作品です。
細田守さんの作品を夏に公開するのが恒例になってきましたね。
個人的にはサマーウォーズみたいなベタな展開の映画が好きなのですが
今作はどう仕上がっているのか.
ということで早速「竜とそばかすの姫」を観てきたのでネタバレに関して書いていこうと思います。
そもそも竜とそばかすの姫ってどんな映画?
さくっとあらすじを書くと下記のような感じです。
内藤鈴は17歳の内気な高校生。幼い頃は歌を歌うことが好きだったが、母が亡くなってからは歌うことができなくなっていた。ある日、親友の別役弘香から、インターネット上の仮想世界「U」のことを教えられる。仮想世界「U」の利用者は50億人以上。そこでは「As」と呼ばれる自分の分身を作り、自由に生活することができた。
鈴はベルという名の「As」を生み出す。仮想世界の世界では、歌を歌うことができた。ベルの美しい歌声は、多くの人を魅了した。その一方で、仮想世界「U」には、多くの人から嫌われている謎の存在「竜」がいた。
鈴は「竜」の存在を知る。心に傷を抱えている様子の「竜」に寄り添おうとするが、多くの人が「竜」の排除に動き出していた。
今作の監督はご存じ、細田守です。
代表作は時をかける少女、サマーウォーズ、バケモノの子などです。
毎年夏になると金曜ロードショーで放映されてますね。
ここ最近は3年に1作のペースで作品を世に生み出しています。
主人公の鈴役の声を担当するのは中村佳穂さんというシンガーソングライターです。
その他に佐藤健、成田凌、染谷翔太、玉城ティナ、役所広司などが声優として参加しています。
とまあ豪華な声優を使った作品になっているのですが実際のところどうったのかぶっちゃけ感想を書いていきます。
既視感満載、サマーウォーズと美女と野獣を足して3で割った感じ
先に観終わった後の感想で一番先に思いついたのがどこかで見たような内容のオンパレードということです。
サマーウォーズを連想させる仮想世界U、美女と野獣に出てきたような洋風のお城、最初は他人に心を許していなけど徐々に主人公の女の子と心が通っていく「竜」、とまあ話の構成がかなり既存の作品の要素が含まれています。
それぞれベクトルの違う過去の作品を持ってきてうまく組み合わせようとして話を展開しようとしています。
ただ正直、そういう設定を使うこと自体が目的になってしまっていたように感じました。仮想世界を使いたい、なんか美女と野獣風にしたいということ自体が目的となってしまって肝心の物語の本筋が空っぽになってしまっていたような気がします。
まずそもそもUって何をするところなのかという説明が全くありません。なんかUという仮想現実の中でアバターを使えば現実とは違うもう一つの人生を歩めるとか映画では説明があるんですが、実際にどんな使い方をしているのかという話や描写が全くないんですよ。
正直、鈴のアバターのベルが歌ってみんながそれを聞いているということぐらいしか描写がピックアップされていなかったので、みんながどういう風にUの中で過ごしているのかが全くイメージできませんでした。そういう観点から考えるととりあえず仮想現実を使うということを先に決めてそこからこじつけで物語を作って感が否めなかったです。
それは「竜」の住む城にも同じことがいえてなんで竜があんな西洋風のお城に住んでいたのかわからないし(少なくとも映画を見ただけでは)、城に召使がいたのもよくわからなったです。こちらもあんまり話の本筋とは関係なくただただ美女と野獣のようなことをやりたかったからこういう設定にしたとしか思えないです。
そういう意味で要素は過去のいろいろな映画から撮ってきているけど、各々の要素を使わなければならない理由が弱いと思って二つの映画を足して3で割った感じ(つまり1になっていない)の映画だという風に感じました。
主人公鈴の自信のなさ、自己肯定感の無さは非常に共感できた
今回の主人公鈴は過去に母親を事故で失って心に大きな傷を負ってしまっています。そのせいで人前で大好きな歌を歌えず、父親とも大きな溝を作ってしまっています。
そんな彼女が仮想現実の中でならもう一人の自分になって自由に歌を歌うことができ、それで人気者になるというのは現実世界で成功していない人にとってはそうなったらいいなと一度は考えたことがあると思います。
僕もああなれたらいいなと思ってしまいました。
ただそう思う一方で、結局Uの中でも人気者になりたいと思ってフォロワーが何万とついたところでそういうヒエラルキーがある世界なら結局は現実と変わらないんじゃないとも思います。そう考えるとUは本当は何をするところなのかという設定が大事になってくるはずなんですけど結局それが描かれていないからなんか欲求不満なんですよね。
また映画の終盤でベルの正体が鈴ということをさらけ出してみんなの前で歌うんですがそこでみんなから賞賛を受けるというシーンがあります。他者承認欲求の高い僕としてはあのシーンにはめちゃくちゃカタルシスを感じましたね。やっぱり人に認められると気持ちいい。
最後は強引に終わらせようとしたからいろいろご都合主義するんだけどあれでいいのか?
この映画の終盤の展開についてはいろいろなサイトで納得いかないといわれています。
竜の正体が父からDVを受けている子供で、その子を助けるために女子高生の鈴が単身で乗り込むという描写です。
しかも鈴が住んでいるのは高知の田舎で助けたい子が住んでいるのが埼玉。一人で高速バスに乗って住所も分からないのに、近くに建っていると分かっている高層ビルだけを頼りに歩き回っていたらたまたま家の前に子供が立っているという出来すぎ、ご都合主義感!!
またDV夫のところに女子高生一人でいかせるという設定。周りの大人たちは何をやっていたのか?って話ですよね。
普通に考えたらだれか止めますよね。
そしてDV父親の対面してメンチ利かせるだけで退散させるという荒業まで見せてしまいます。もう彼女は女神か何かなのでしょうか。
ここら辺の非現実さには全くついていけませんでした。
とまあいろいろ書いてきましたが総じて自分がほかの誰かになって人気者になる。その本当の自分をほかの誰かに認められるという描写は観ていてカタルシスを感じました。
ただし本筋の話がスカスカの発泡スチロールみたいなのでそれがもう少り中身があれば・・・という感じです。
ということでいろいろ書いてきましたが今回はここまで!!
ではでは!!
【ネタバレありですよ】映画モンスターハンターを観たけど心が全く揺すぶられなかった私は不感症でしょうか
どうも、しがないサラリーマンのよしくんです。
今回は映画モンスターハンター!!
モンスターハンターのゲームは10年ほど前に友達にPSPを借りて10時間ぐらいしかやらなかった程度ですが映画の方はどんなもんでしょう、と思い立ち早速観てきましたのでがっつりネタバレ書いていきます。
- モンスターハンターってどんな映画?
- まさかこんなに観た後に何も感じない映画があるとは思わなかった
- 山崎紘奈さんが出演している意味が全く分からなった
- しかしこのレベルでよく続編作ろうと思ったなあと感心した
モンスターハンターってどんな映画?
まずはモンスターハンターってどんな映画?ということであらすじは以下参照です。
特殊部隊に所属するアルテミスは仲間と共に、消息を絶った偵察小隊の行方を追っていた。手掛かりが何も掴めず焦りを感じていたとき、巨大な砂嵐が巻き起こる。車に乗って急いでその場を離れるが、砂嵐から逃れることはできなかった。
砂嵐が去った後、アルテミス達の前に巨大な生き物の骨が出現する。さらに、砂漠の中を爆走する未知の生物が出現し、絶体絶命のピンチに陥る。銃を乱射するが、全く効いていなかった。
アルテミス達の前に巨大な剣を携えた男が現れ、助けられる。彼はモンスターと戦うことを生業としている、モンスターハンターだった。アルテミス達はモンスターが生存する未知なる世界に迷い込んでいた。
アルテミス達は未知なる世界に生きる人達の手を借りながら、元の世界に戻るための手掛かりを集めた。
この映画モンスターハンターを語るうえで欠かせないのが監督のポール・W・S・アンダーソンです。
彼の作品としてはバイオハザードシリーズやエイリアンVSプレデターなどが有名です。
なので結構ドンパッチやるタイプの映画を作るのが得意な監督です。
そして主演はミラ・ジョボビッチ。
こちらも主な主演作といえばバイオハザードです。
後は結構昔になりますがフィフス・エレメントなども印象に残る映画でした。
結構,アクション映画に多く出演しているイメージです。
そして彼女はアンダーソン監督の妻でもあるので夫婦二人三脚でこの映画を作ったということになります。
そして今作でミラ・ジョボビッチのバディ役として出演しているのがトニー・ジャー。
タイ人の俳優でトリプルX:再起動などちょくちょくハリウッド映画にも出演しています。今回はモンスターが住んでいる世界のハンター役で出演しています。
そして日本からも山崎紘奈が出演しています。
正直彼女の作品を全く見たことがなくいつもTOHOシネマズで映画に前に作品紹介している印象しかなかったのでどんな演技をするのか非常に楽しみでした。
ということでざっと紹介してきましたが果たしてどんな映画だったのでしょうか。
早速感想書いていきます。
まさかこんなに観た後に何も感じない映画があるとは思わなかった
はい!!
観終わった後の感想がこれです。
う~ん、なんか何も感じなかったんですよね。
これが。
私不感症だったかしら。
何というか、ここはこうなって最後はこうなったら面白くないなあという創造が見事に的中してしまうんですよね。
ミラ・ジョボビッチがピンチのこのタイミングでハンターが助けに来るんだろうなあと思ったらその通りになるし。
まさかこのタイミングで終わって続編作る気満々でエンドロールにいくんじゃないんかなとか想像してたらその通りになるし。
というかミラ・ジョボビッチが異世界に飛ばされてそこで旅をしてやっと元の世界に戻れたと思ったのにリオレウスまで元の世界に連れてきてしまうんですよ。
そこまではいいんですがそこでリオレウスを倒して良かった良かったってなるはずなのになんでもう一回異世界に戻って狩りをし始めるの?
そしてそこで映画終わりってもう続編作る気満々じゃん。
そんなんもう少しまともなストーリーを練り上げてから続編検討してくださいよって話ですよ。
なんかそういうストーリーが退屈だったんですよね。
一方でCGで表現されていたリオレウスとかディアプロスとの戦いは凄いんですよ。
それでこそ旧来のモンスターハンターファンを喜ばせるためのバトルシーンや武器の使い方を監督や製作者たちがいろいろ考えたんだろうなあというのは感じとれました。
そこはよかったんですがねえ。
いかんせんストーリーが全然だったんで何も感じることができなかったんですよね。
今の時代、マーベルとかスターウォーズとかSFの大作がたくさんあるなかでCGだけが取り柄の映画では何も感じなくなってきているんですよね。
やはりストーリーも作り込まないと。
もう少し感じさせてほしかった。
山崎紘奈さんが出演している意味が全く分からなった
なんかCMでも山崎紘奈が出演しているということが言われていたんですが彼女が出演している意味が全く感じられなかったんですよね。
まずセリフがほとんどない。
というかセリフがあったのはミラ・ジョボビッチと彼女とタッグを組んだハンターと途中から出てきたなぜか異世界人なのに英語ペラペラな変なおっちゃんだけですしこれ日本人起用する意味があったのか全く僕には感じられませんでした。
しかも異世界の人たちもみんな人種が違うし。
ポリコレ意識しすぎでしょ。
明らかに異世界の文明の発展度は中世もしくは近代ぐらいなのになんでこんなに人種が混じっているんだろうって違和感しかありませんでした。
そういう細かいところが全く考えられていないんですよ。
しかしあんなになんもしゃべらんとは。
アンダーソンさん、もう少しチャンスをあげてあげて!!
しかしこのレベルでよく続編作ろうと思ったなあと感心した
上記に少し書きましたが今作は続編を作る気満々で終わっています。
そこはもう少し酌を長くしてもいいのでちゃんとストーリーを作り込んでほしかったなあと思います。
最後リオレウスをミラ・ジョボビッチとハンターで倒したらもう一匹わけのわからんモンスターが出てきたんですがそれ完璧に蛇足じゃん、というかミラもとの世界戻ったからいいじゃん!!って思ったのにまた異世界戻ってまた戦い出すし。
しかもそこで戦いはまだまだ続くよ~みたいな感じで終わるし。
まじで1900円のうちの900円を返してほしい気分でした。
ということでいろいろ書いてきましたが、まあなんも考えずに映像だけ楽しみたい人にはお勧めかもしれません。
まあそういう映画が見たい人にはマーベル映画を100倍お勧めしますが。
ということでいろいろ書いてきましたが今回はここまで!!
ではでは!!
【ネタバレ注意】ブックスマートはLGBTとスクールカーストと思春期特有の下ネタをうまくミックスしたシーザーサラダのような映画だったよ~
どうも、しがないサラリーマンのよしくんです。
今回はブックスマートに関して書いていきますよ。
今作に関しては全くノーマークだったのですがなんかえらく評価が高かったので観に行ってまいりました。
- ブックスマートって誰にお勧めできる映画?
- ブックスマートってどんな映画?
- 下ネタの中にちりばめられているジェンダーネタが秀逸
- 二人の掛け合いがまぶしすぎる件
- この物語はモリ―が多様な生き方を受け入れるまでの物語でもある
ブックスマートって誰にお勧めできる映画?
この映画をおすすめ出来る人はこんな人。
・下ネタが大好きな方
・若者特有の希望に満ち溢れた姿を観たい人
・マイノリティへの接し方に悩んでいる人
逆にこの映画をおすすめ出来ないのはこんな人ですかね。
・マイノリティを許容できない人
・下ネタや悪ノリが嫌いな人
・パリピ的なノリのやつとかがそこまで好きじゃない人
こんなところですかね。
結構好き嫌いが分かれる映画だと思います。
ブックスマートってどんな映画?
ブックスマートのあらすじはこんな感じ。
エイミーとモリーは幼少期からの親友で、高校生活最後の年を迎えていた。2年前、エイミーは同性愛者であることをカミングアウトした。現在、エイミーはライアンに片思いをしており、それを知ったモリーは「卒業前に告白するべきだ」とエイミーにアドバイスしていた。卒業式の前日、モリーはクラスメートたちがトイレで「ガリ勉のモリーはダサい」などと陰口を叩いている現場に出くわした。モリーはエール大学に進学することを勝ち誇ったが、彼女たちもまた名門大学に進学を決めていた。モリーはパーティー三昧の日々を送っていたはずのクラスメートが自分同様に名門大学への進学を果たしたという事実にショックを受け、「勉学に全てを捧げてきた自分の高校生活は何だったのか」と思い悩むようになった。モリーはエイミーを巻き込んで高校生活をエンジョイすることにし、手始めに、同級生の一人(ニック)が開催する卒業パーティーに参加することにした。エイミーは乗り気でなかったが、モリーの勢いに圧されたため渋々同行することにした。
引用
今作の主人公であるエイミーを演じるのは、ケイトリアン・ディーヴァー。
この方全然知らなかったんですが、映画デビューが12歳とかなり若い時からこの道に入っています。
これからが楽しみな若手俳優です。
そしてもう一人の主人公モリ―を演じるのはビーニー・フェルドスタイン。
なんかアメリカ映画って太っちょの女の人はボケ役のことが多いけど今作でも見事なギャグを連発してくれます。
彼女の代表作といえばレディ・バード(詳細は下記のHP参照)。
映画『レディ・バード』のネタバレあらすじ結末と感想。動画フルを無料視聴できる配信は? | MIHOシネマ
それでは内容に関してネタバレありの感想を書いていきます。
下ネタの中にちりばめられているジェンダーネタが秀逸
主人公は学校で勉強しかしてこなかったモリ―とその親友のエイミーです。
女子同士で下ネタのことをしゃべる人は結構いますが彼女たちも、かなりいける口です。
二人でポルノビデオを見だしたり、ネタで乱交パーティやSEXの話をしたり。
本当に二人とは気が合いそうです(笑)。
彼女たちの生活を垣間見ると僕たちの生活とはなかなか馴染みのないジェンダーへの認識の違いが描かれているんですよ。
一番驚いたのがモリ―がトイレの個室に入っているときに同級生に「モリ―は勉強ばかりしていてださい」という陰口を言われていたシーン。
その陰口をしゃべっているのは女の子と男の子なんです。
( ,,`・ω・´)ンンン?
なんで男の子もおるんや!!ここは女子トイレではないんか?
と調べていたらジェンダーニュートラルのトイレなんてものがあるみたいです。
マジでアメリカは進んでるな・・・・・。
しかし、女子トイレがめちゃくちゃ混んでいるのをよく見るので男性と女性を一緒にしたら男子が大便しにくくなるんじゃないかとか女子になんか嫌がらせと化する奴がいないかとかストーリーと全く違うところが気になりました。
こういうのがさらっとあるんですよね。
他にもエイミーが気になっている女性がいることを知っているモリ―が普通に早く告っちまえよとなんの違和感もなく言っているところや薬でラリッてしまった二人が人形になる幻想を観ながら性器がないからだを観て「理想的な身体だわ!!」とエイミーがしれっとしゃべるところとか特に特別感なく出してくるんですよね。
なんというかすべてのマイノリティが受け入れられているんですよ。
これが普通の映画であったらマイノリティの人たち一人一人にスポットを当ててなんか葛藤だったりどう自分を受け入れていくかだったりを描くんですが、この映画は全然そこの議論はもう終わっている前提でどんどん話が進んでいくんですよね。
ああ、こんな世界が本当にうらやましいです。
僕自信、性別で自分のマイノリティを決めつけられるのが非常に嫌なのでこの映画の世界に非常に憧れます。
二人の掛け合いがまぶしすぎる件
主人公二人の掛け合いを観ていてお互いのことを想っているというのが分かるんですよ。
パーティ用の衣装に着替えた際に、「最高すぎるわ!!」「めちゃくちゃかわいい!!」とお互いに褒め合いまくるんですよ。
また、パーティ会場に言う途中で恋バナになりエイミーが自虐的なことを言った際にいきなりモリ―がエイミーの頬を叩きます。
理由は自分の親友であるエイミーの悪口を言ったからだそうです(笑)。
これはまぶしすぎるくらいの友情です。
少しまぶしすぎてみているこっちが照れてしまいましたわ!!
この物語はモリ―が多様な生き方を受け入れるまでの物語でもある
この映画はLGBTネタやモリ―とエイミーの友情が結構クローズアップされていることが多いんですが、モリ―の成長も描かれています。
モリ―はガリ勉で生徒会長もやっており全く遊ばない学生生活を送ってきました。
それは、将来有名な大学に入って地位のある職種に就くという野望があったからです。
しかしそういう価値感がゆえに他人(特にパーティが大好きな同級生たち)を見下していました。
私はあなたたちが遊んでいる間も勉強に励んでいた。
その分、将来はあなたたちよりも報われるはず。
私はあなたたちとは違う。
そんな感じでどこか否定的な考えを持っていました。
しかし実際はパーティ三昧の同級生も自分と同じ大学に進学することや一流企業に就職することが発覚します。
モリ―はそこで自分の生き方が否定された気持ちになってしまいます。
結局、この映画で一番多様性を受け入れていなかったのはモリ―なんですよね。
しかし、この映画のいいところはモリ―が自分の生き方に固執するのではなく自分が否定していた生き方に飛び込んでいくところです。
そこで自分が否定してきた同級生のパリピたちが実は各々がいろいろな悩みや想いをもっていて皆が愛すべき一面を持っていたことを知ります。
そしてモリ―は徐々に、みんなを受け入れていきます。
こういうのって、結構勉強ができてプライドが高い子供とかに多いんですよね。
僕も無駄にプライドが高かったし、勉強も自分なりには頑張っていたので高校生だったときとかはモリ―と同じ気持ちでした。
なので彼女の姿にはすごく共感できるし、遊んでいる友達に嫉妬を抱くのもすごく分かります。
とまあ、結構いろいろ書いたけど小さいお子さんにはおすすめしないと。
刺激が強すぎるので。
ということで今回はここまで!!
ではでは!!